クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

“市”に着いた途端起こったことは? ―益子記(2)―

2006年11月22日 | ふるさと歴史探訪の部屋
栃木県益子町で開催されていた“市”に着いて1番驚いたこと。
それは店の人たちが急に商品を片付け始めたことです。
時間は午後1時を回ったくらいだったのですが、
ぼくたちが足を運ぶなり、カチャカチャと音を鳴らして
陶器をカートの中にしまい始めたのです。

“市”に出ていたのはほとんど露店。
その日は午後から雨が降るという予報だったせいか、
それともちょうど閉店時間を迎えていたのか、
あっと言う間に商品がなくなっていく光景には、
さすがに面食らってしまいました。
往々にしてこのようなことはあるもの(?)
まるでコントのみたいな展開に、
内心クスクスと笑いがこみ上げてくるのを禁じ得ませんでした。

しかし、道路を挟んだ向こう側でも“市”は開かれていました。
そこは片付ける気配はなく、営業を続けています。
K親子はホッとした様子で、商品を吟味し始めたのです。
そこに入り、乗り気ではなかったK君は陶器を手に取るのですが……

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