小谷久美子 ピアノ音楽教室

松戸市新松戸にある 小谷久美子ピアノ音楽教室 講師 小谷久美子のブログです。
教室の紹介、レッスンでのこと、ほか色々と♪

10/2(水)のレッスン♪

2019年10月02日 | レッスンブログ

 

 

 

 

 まいちゃん

  れんしゅうきょく…つぎのきょくには8ぶおんぷがでてこないので、1,2,3,1,2,3とかぞえながら

             1ぱく目にすこしアクセントをつけて、3びょうしらしくひくようにしましょう

             フォルテでげんきよくひいてね

 

  インベンション…1かい目にひいたときは、2だん目や右のページの1だん目がレガートになっていたけど、

             2かい目からはちゃんとノンレガートでひけるようになりました

             右のページの3だん目はまちがえやすいので、3しょうせつ目や、4しょうせつ目の

             右手のゆびづかいにきをつけてれんしゅうしてみてね

 

  トンプソン…じょうずにひけています

          右手と左手のリズムがちがうので、「1と2と3と」とよくかぞえて、ゆっくりれんしゅうしてみてね

          2だん目のさいごのしょうせつと、3だん目の4しょうせつ目は、ミの音を左手で

          とるようにしてね

 

 

 

 

 

 

 

 しおりちゃん

  ばんそうは、2曲目の方にしましょう

  分散和音(アルペジオ)が多いので、1小節の中はあまり指を移動させないで、そのまま

  おいておくようにしてね

  左手はのばせるところはのばして、とどかないところは5番指をはなしちゃってだいじょうぶだからね

  片手ずつふよみしてみてね

 

  インベンション…リズムも音もわりと取りやすい曲だね

            左手の方がひっこしが多いので、音とゆびづかいをよく見て、もう少し片手ずつ

            練習してから両手で合わせるようにしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 ひなっちゃん

  ルモアーヌ…左手の指使いや、フレージング、強弱はよくなりました

          1ページ目は、右手の8分音符は全部ノンレガートでひいてね

          スラーが付いているスタッカートも、上の音をつなげないで、柔らかいスタッカートを

          意識しましょう

 

  ソナチネ…レッスンの時も言ったけど、シンコペーションのリズムがけっこう出てきます

         出だしや、2段目の3小節目のような音型では1拍目も次の音にもしっかりアクセントを

         付けて弾くようにしましょう

         3小節目から左手の1拍目の音をのばしっぱなしにしないように気をつけてね

         その小節の右手の8分音符はスタッカートだからね

         左手の16分音符はもっと弱く、右手のフレーズをよく歌って弾いて下さい

 

 

 

 

 

 

 

 もえちゃん

  ソナタ…2楽章は長く頑張ったので、せっかくだから3楽章をやってみましょう

       テンポが上っても速いパッセージが滑らかに弾けるように、指使いに充分注意して

       譜読みしてみてね

       1拍目と4拍目にアクセントを付けながら弾くようにしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 みかちゃん

  ブルグミュラー…小節間やフレーズ間のつながりはだいぶんよくなったよ

             2段目の2~4小節、一番下の段の3,4小節をよくさらってね

             全体的に楽譜の指示に従って、強弱や速度の変化を丁寧につけるようにしてね

             仕上げに向けてテンポを上げていきましょう

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「パリに見出されたピアニスト」と、個人的な思い出

2019年10月02日 | 映画

 

 

 

  生い立ちに恵まれず、夢を持たずに生きてきた青年マチューは、不良グループの仲間とつるんで、

  窃盗などにも加担する、すさんだ生活を送っていましたが、唯一の楽しみは、パリの北駅に置かれた

  ピアノを弾くこと。

  マチューの演奏を聴いた音楽学校のディレクター、ピエールは、マチューの才能に強く惹かれ、

  ピアニストとして育てることを提案。乗り気ではないマチューでしたが、実刑を受け刑務所に行くかわりに、

  音楽学校での奉仕活動を命じられ、渋々「女伯爵」の異名を持つピアノ教師、エリザベスの

  手ほどきを受けることに。

  周囲との格差や環境の壁に直面し、何度も挫折を繰り返しながらも、次第に音楽に真摯に

  向き合っていく姿を描いています。

 

  ストーリー的には「ありえへん」の連続でツッコミどころ満載ではありますが、

  冒頭、北駅に置かれた一台のアップライトピアノで、おもむろにバッハの平均律第1巻 第2番、

  ハ短調のプレリュードを演奏するところから始まり、曲目はそんなに多くないけれど、

  リストのハンガリアンラプソディー第2番やショパンのワルツなど、私が学生時代に取り組んだ

  曲が登場し、一気に学生当時の思い出がよみがえりました。

 

  なかでも、国際コンクールに向け、必死に挑むラフマニノフのピアノコンチェルト第2番は、

  私も大学生の時に、確か1年生かな?2年生かな?、学内オーディションの課題曲がこの曲で、

  私は出場したい気持ちなんてこれっぽっちも、本当に皆無だったにも関わらず、

  しかも恥ずかしながらこの曲を知らず、師である先生からの指示で、半ば強制的に参加することに

  なってしまいました

 

  映画に登場した楽譜と全く同じ楽譜で、その年のゴールデンウィークは練習に明け暮れたことを

  覚えています

  

  旅行のついでに立ち寄った両親に、泣きながら「やめたい」と訴えたことも。

  

  

  最初は本当にさっぱり音楽がつかめなくて、どんな曲なのか弾いていてもわからない状態でした

  が、オーディションの一週間前、セシル・ウーセというピアニストの演奏を聴いて、初めて

  「何といい曲なんだ」と初めて感じ(遅すぎ)、ようやく本気で練習したのでした。

  もちろん、オーディションは落ちましたけど、先生に、「君、よく出たなあ~

  と言われました。  せ、先生…

 

  映画にも出てくる、「ピアニストの自由は、楽譜に忠実に従った先にある」(だったかな…)は、

  すごくいい言葉だと思いました。

  ストーリー自体はハッピーエンド

  半グレ友達、最後はいい奴だったし

 

  最後に一つ言わせて頂くと、鬼教官「女伯爵」、全然優しいですよ………

 

  

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