最近読んだ2冊。これで振り返りは終わりです。
久し振りのミステリー。
《 希望の糸 》 著:東野圭吾
「麒麟の翼」の刑事コンビ、加賀と松宮の登場。
カフェの女主人が殺された。
聞き込みによると、彼女は善人で、だれにも恨まれるような人ではない。
犯人は誰だ⁉ 捜査線上に関わりのある家庭がいくつか浮かぶ。
医療事故も発覚し、事件は核心に向かって近づいていく。
ミステリーは、先へ先へとページをめくるのが早くなるな…。
《 6ヶ国転校生 ナージャの発見 》 著:キリーロバ・ナージャ
ロシア生まれのナージャは、両親の仕事の関係で7歳から転向を繰り返す。
ロシア・日本・イギリス・フランス・アメリカ・カナダ……。
転校した6ヶ国の学校はナージャを混乱させる。
まず、ロシア・フランスは筆記用具がペン。日本・イギリスなどは鉛筆。
教室の席の並び方も全然違う。
各教科の目標も、学び方も、国によってさまざま。
その根拠は? 各々の国の教育的意図が違うのだ。
6ヶ国でいろいろな体験をした彼女は、彼女なりの生きるノウハウを学んでいった。
教育の仕方を考えさせられる1冊だった。
この本は、珍しく横書きなんですよ!