テレビで見て、どうしても行きたくなった倉敷「大原美術館」
お隣の県だし大丈夫、と言い聞かせて行ってきました。
新幹線で。乗車率は20%くらいでした。
ここに来るのは何十年ぶりかしら・・学生時代以来?
倉敷紡績社長・大原孫三郎は、画家・児島虎次郎と共に、日本への美術の普及のために
西洋の美術作品の収集に当たり、大原美術館を設立しました。
現在、約3000点を所蔵しています。
創立90年の館は堂々と威容を誇っていました。
先の大戦中も開館していたそうです。
ギリシャ神殿風の美術館本館、右下の彫刻は”ロダン”です。
児島虎次郎「和服を着たベルギーの少女」
児島虎次郎「睡れる幼きモデル」
エル・グレコ「受胎告知」…グレコの受胎告知は世界に他にも数点あるそうです。
モネ「睡蓮」…色がきれいに出てなくて残念。
ポロック「ブルー・白鯨」
他にも、岸田劉生、棟方志功、また、濱田庄司、バーナード・リーチらの民芸陶芸作品など、素敵な作品がたくさん!
2時間かけてじっくりと鑑賞してきました。
また見に来たいです。
美観地区の町並みは昔とあまり変わっていません。
お昼は「旅館くらしき」で、くらしき御膳を頂きました。
旅館くらしきは格式ある古い旅館で、岡山の友達からの推薦でした。
手の込んだ一品ばかりで美味しかったです。
食後はお隣の「珈琲館」へ。
ここでも、友達推薦の「琥珀の女王」というドリンクを飲みました。
エスプレッソのようなトロッとしたコーヒーの上に生クリームがたっぷり
リキュールと氷が入っていて、初めての飲みごこちです。
裏道を歩いていると、店番してる体のかわいい猫ちゃんが。
裏通りでは、大原美術館の新館を建設していて
これは是非、また来なくっちゃと思ったことです。
帰りの新幹線、私が、ポストカードを見ながら美術館の思い出に浸っていると
隣で夫が缶ビールを ”プシュ!”
もう!”美”も何もあったものではありませぬ
ま、何はともあれ楽しい旅でありました