積ん読の山から1冊ずつ片付けなくては・・
最近、夜のインスタライブを観ることが多くなって
なかなか本が読めない状態。これではイカンと気持ちを切り替えました!
≪ 別冊太陽 茨木のり子 ~自分の感受性くらい~ ≫
2019年の「別冊太陽」
大々々好きな詩人 ”茨木のり子さん” の特集でした。
新聞で見て早速お取り寄せ。
1ページ目からラストまで、どこを開いても茨木さん!です。
彼女の人となり・写真帖・そして詩作品63編。
特に好きなのは
*「自分の感受性くらい」
*「倚りかからず」
の2編です。⇒検索すると、詩が読めます。
いいなあ、女としての凛とした思想・生き方。
友達が、”茨木さんの顔、あなたに似てるわよね” と。
何たる光栄! 生き方も見倣いたいと、それは微かな願望。
≪ 泣きたくなるような青空 ≫ 著:吉田修一
ANAの機内誌「翼の王国」に、4年間連載されたエッセイの抜粋。
国内外を問わず、彼のアンテナに引っかかったあれこれ。
長崎・軽井沢・台湾・スイス・・・各地の旅情が素敵な文章で。
タイトルの ”泣きたくなるような青空”は、
沖縄で見た圧倒的な青空のこと。
沖縄ほど、離れるときに気持ちがかき乱される場所はなかったと、吉田氏。
【あとがき】に、今のコロナの時代のことにも触れて・・
・・・旅を続けてきた僕は、この旅が続くことに何の疑いも持っていなかった。
お前は日々、奇跡の上に立っているんだぞ。だからこそ、こんなに空は青く、風は清らかなんだぞ。
コロナ禍を経験した私たちは、もうこの奇跡を知っている・・・
この本を読んで、あー、旅に出たい!と心から思うのです。