軽めの ふむふむ・ほのぼの・楽しい 本を読みました。
疲れた時にはお勧めです。
《 70歳のたしなみ 》 著:坂東眞理子
「女性の品格」の著者の最新作。
人生100年時代、70歳なんてまだまだこれから。
* 機嫌よく過ごすよう努める
* まだ成長の余地がある
* 今まで受けた恩を思い出し、感謝を忘れない
* できる時にできる範囲で人の世話をする
* 若い人の良いところを見つけて褒める
* 今こそお洒落
* 孤独を楽しむ
など、心得を説く。
そうそう、仰る通りと頷くことしきり。
たしなみのある70代を過ごそうと思う。
《 マンガ・ぼけ日和 》 著:矢部太郎 原案:長谷川嘉哉
認知症の家族を抱えるファミリーのあれこれを
ユーモアを交えて描く作者。
彼独特の漫画が優しさに溢れていて、病気の悲壮感は漂わず。
認知症あるあるが胸に落ちる。
監修者が専門医の長谷川氏なので、認知の症状や対応の仕方がよくわかる。
明日は我が身とならぬよう、日々を生きていかなくちゃ。
《 祖母姫、ロンドンへ行く 》 著:椹野道流(ふしのみちる)
椹野さんは、法医学者でありながら著書多数。本作は彼女の初エッセイ。
著者の若い頃、80歳を超えた祖母をイギリス旅行に連れて行くことに。
マイペースでちょっぴり我が儘で、プライドの高い祖母の秘書役を仰せつかった。
祖母がイギリスのあちこちで巻き起こす騒動を、面白おかしく描く。
時折、祖母から人生訓をのたまわり、抵抗しながらも
フムフムと合点する道流さんが可愛い。
次々と登場するロンドンの街。
読んでいて、私もロンドンに行きたい!と、猛烈に思った。
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