映画 観てきました。 2作品。
《 グランド・ブダペスト・ホテル 》
シネツイン。 予告編に惹かれて・・・
格式ある高級ホテルの、名コンシェルジュ・グスタヴ と 彼を慕うベルボーイ・ゼロ が
繰り広げる冒険(?)。
ある日、ホテルの上客のマダムが殺された!
彼女の遺言に 「名画をグスタヴ氏に譲る」 とあったことから、
グスタヴが殺人事件の犯人と疑われる。
グスタヴ と ゼロは、謎を解くべくヨーロッパを駆け巡ることに。
推理の要素あり、コメディの要素あり、人情劇の要素あり。
う~ん、70点かな? 私としては。
なぜ70点かというと・・・
主演のグスタヴを演じた 「レイフ・ファインズ」 の役どころに ー30点。
彼は 「嵐が丘」 や 「イングリッシュ ペイシェント」 での、陰のある静かな役の
イメージが強くて、今回の、ちょっと2・5枚目的な役はどうなんだろう・・・
なんか、ちがうな~と思った次第デス
《 チョコレート ドーナツ 》
八丁座。 実話から生まれた映画です。
障害を持ち、母親から育児放棄されたこども 「マルコ」 を助け
一緒に暮らすようになった、ゲイのカップル、「ルディとポール」
3人は、温かい家庭を築き始める。
しかしそこに、ゲイであるが故の ”偏見” と ”差別” が。
法の壁によって、マルコは育児施設に送られる。
マルコと再び共に暮らしたいと、二人は裁判に訴えるが・・・
ラストは、涙、涙
エンドロールの間に、一生懸命涙を拭きました
(エンドロールの時間って、けっこう大切。涙を拭いたり、余韻に浸ったり・・)
この作品は、”ゲイ” への偏見が一つのテーマですが、
もう一つ、”親の愛情” もテーマになっています。
マルコは、母親の薬物依存によって育児放棄されました。
今、日本でも、子どもを巡る不幸な事件が次から次へと・・・
ニュースを聞くのが本当に辛くなります。
「もっと責任を持って育てようよ!」 と、声を大にして言います