若冲さん巡り

京都の絵師 「伊藤若冲」 生誕３００年ということで、京都では、様々な企画が開催されています。

若冲ファンとしては 行かずばなるまいと、１０月２６日、京都へ出かけて行きました。

 

まずは　「京都市美術館」　煉瓦造りの古い建物が、さすが京都の歴史を感じさせます。

 

ここでは、京都画壇だからこそ生まれた、自由に溢れた若冲の１００点余りの絵画が展示してあります。

自宅で飼ってた鶏の画、たくさん描いてます。

大根を釈迦に見立てた涅槃図 （大好き。野菜に表情がありますよね）

展示は後期からで、見れなかった升目描きの白象

ほかにも、鸚鵡や鶴、鯉の画が多くありました。

 

次に訪れたのは、「相国寺」　この奥に「承天閣美術館」があります。

ここには、コロタイプ印刷された「動植彩絵３０幅」と

金閣寺大書院に描いた実物の「障壁画５０面」が展示してありました。

印刷とはいえ、素晴らしい彩色画には若冲らしさを存分に味わうことができました。

私のイチオシ「魚群図」も見ることができました。

障壁画はその雄大なスケールに圧倒されました。３００年前に、芭蕉の木を題材にしたとこがすごい。

 

最後に行ったのは、若冲が生まれた、京の台所 「錦小路」です。

若冲生誕３００年を祝う垂れ幕が ず～っと下がっていて若冲一色。

彼の生家の青物屋は今はなく、跡に こんな看板が。

 

３か所で”若冲はん”、満喫できたからよかった！

１０月２８日からだったら、京都市内の各寺でも 所蔵の若冲作品が特別公開されてる。

（ホントはね、２８日から行きたかったの…でも、名古屋という深～い事情があってね）

みなさま！ 「若冲と紅葉の京都」　これからが本番ですよ～

 

 ＜　文：kumiko   写真：ブラボーマン…館内は撮影禁止。よって画は、絵葉書買って撮ったものﾃﾞｽ　＞

 

 次は 「京都鉄道博物館の巻」 に続く。。。

 

 

柿さん ♡ アモーレ

１０月２６日　LEGEND 「柿迫 秀 テノールコンサート ・・アモーレ☆イタリア・・」 行ってきました。

 

＠名古屋 ・ メニコン HITOMI ホール

 

アレンジのお花が、柿さんを祝ってます！

 

ロビーには、書きたてほやほやのサイン色紙が飾られていました。

うふ、柿さんのピカピカサイン！（どこがピカピカって？！笑）

 

 定番のオペラから始まって、イタリア歌曲。カンツォーネ４曲。

愛の歌あり、故郷を想う歌あり、

切なく、ときには力強く、イタリアの”アモーレ”が演奏されました。

歌の次には、柿さんの「イタリア・アモーレ」が語られます。

留学中の体験を中心に、柿さん、こんなにおしゃべりできるんだ！（失礼）

と思うほどたくさんお話ししされました。

そして、ピアニストShuくんの”アモーレ”話も。

Shuくんお得意のファッションから、トマト嫌い（！）のお話まで、

１９才の年齢差を乗り越えて、仲良しぶりも伺えたひと時でした。

 

２部は、Shuくんのピアノソロでスタート。

「ふだんの僕じゃないところを聴いてほしかった」と、繊細な曲を演奏。

２曲目は柿さんの映画音楽……からの映画話・・。

柿さん「確かLEGENDの中に、この映画を好きなメンバーがいたような…」

ここで「STAFF」のプレートを胸から下げて、ピアノを拭く人が舞台に

え～！　あきさ～ん！　きゃ～！

地元名古屋なので、ご挨拶も兼ねていらしたのでしょう、ステージに登場です。

１曲披露されて、柿さんとイタリア留学のお話を。

そこはあきさん、引き際も心得られて、舞台から下がられました。

続いて柿さん、オペラのアリアを３曲。

高音がどこまでも伸びていきます。

とってもいい気持ちになったところで２部終了。

 

もちろんアンコールです！

とても難しくアレンジされた 童謡を歌われました。

国立音大の先生が編曲されたというお話でした。

そしてオーラス。

故郷へ帰れと歌うあの曲で〆られました。

 

みんなスタンディングで大きな拍手。

太陽が燦燦と降り注ぐ、温かいステージを堪能しました。

柿さん、ありがとうございました。楽しかったです、おつかれさま。

Shuくんも、あきさんも、ありがとうございました。

 

お見送りでも、太陽光線浴びせっぱなしの柿さん。

柿さんも、Shuくんも、そしてファンも、み～んなニコニコ笑顔で握手です。

 

帰りのエレベーターでご一緒した女性二人、初めてだったそうで

「あ～、楽しかったわ。また来ようね！」と。

宣伝部長の私としては、LEGENDも、ディナーショーも、PRしときました！ OK！

 

 

外に出ると、パラパラと小雨が・・でも心はポカポカ 温かいから大丈夫。

柿さん効果は ずっと続きます！

 

 

♪ 音楽っていいね ♪

音楽に絡んだいろいろ日記です。

 

まずは、「読書日記～３６～」　

　＜　弦と響　＞　　著 ： 小池昌代

タイトルにもあるように「音楽小説」です。おもしろかったです！

長年 日本を代表するといわれた四重奏団の、今日はラストコンサート。

物語は、４人の奏者の独白に加えて、家族やマネージャー、

ホールスタッフ、聴衆らの独白を、短編集のように編んでいきます。

音楽に乗って魂が飛び出してゆく恍惚…

四重奏団は有機体であって、誰にも代わりはできないこと…

舞台袖から光あふれる舞台に飛び出してゆく高揚感…

残響や余韻の中に身を置いて、クールダウンを楽しむ時間…

また現実問題として、クラシックで身を立てていく困難さ…

PRをし、チケットを捌き、スポンサーを探す、そんな雑務の大変さも語られます。

この小説は”ラストコンサート”を扱ったものだったけれど、

その音楽性において、また現実問題において、

新たなスタートを切ったLEGENDと、どうしても重ね合わせて読んでいきました・・。

 

次は「映画」です。

　＜　ストリート オーケストラ　＞　　＠サロンシネマ

ブラジルのスラム街の子どもたちが、ヴァイオリン教師との出会いを通して

人生の価値を見出していく…感動の実話です。

自らが人生に挫折しそうなヴァイオリニストの新しい仕事は

スラム街の子どもたちに音楽を教えること。

暴力や麻薬が蔓延する町では様々な事件が起こり…

そんな中にあっても、「音楽」が子供たちを立ち直らせていきます。

懸命に練習し、腕を上げていく子供たち、

かれらの作った「音楽」に、胸打たれました。

 

「サロンシネマ」では、座席の後ろに映画の名せりふのプレートが。

私の席にはコレ。

何の映画でしょう？

はい！　『ローマの休日』ですね。

オードリー・ヘップバーンのキュートな顔が浮かびました。

 

最後は正真正銘の音楽。

　＜　ほろり　＞

殿下（中村匡宏さん）が編曲・演奏している曲が何曲か入っています。

静かに訪れる癒しの時間…。BGMに最適。

もっと殿下らしい演奏も聴きたかったな。

 

　＜　Dolce Vita  ヨナス・カウフマン　＞

イタリアオペラの第一人者と言われるカウフマンの、素晴らしいテノールに酔いしれます。

LEGENDが歌う「カルーソー」「マッティナータ」「カタリ・カタリ」「忘れな草」

柿さんが歌った「ゴッドファーザー・愛のテーマ」「帰れソレントへ」

あきさんが歌った「マリュウ・愛の言葉を」

等々、LEGENDに脳内変換！の曲がたくさん。

あ、いえ、カウフマンさん、さすが！お上手です！

 

もう一つ！

やっとゲットしたタケちゃんパンフ。

どこにもなかったのに、dokomoに（シャレですよ、念のため 笑）

タケちゃん、かっこいい

今のスマホにやっと慣れたとこだけど、私も「Experia」に替えようかな～

 

 

和 洋 折 衷 ♡

10月15日　LEGEND志村糧一ソロコンサート

『和洋折衷～』　＠広島ゲバントホール　開催です。

リョウちゃんのソロは広島で初めて。みんなワクワクで待ってました!

 

 

ロビーには、ファンからの、リョウちゃんにぴったりの素敵なのお花。

ロビーには、スタッフの方の、お気持ちのこもった写真の数々。

９年前からのLEGENDの歩みです。

応援し続けてこられた、ウエストプラザさん、迫さん、スタッフさん、ありがとうございます

カウンターには、サイン入りの写真が。何だか”プロマイド”みたい！

 

コンサートが始まりました。

プログラムに 「Menu」とあるように、

リョウちゃんシェフが次々と繰り出す至極の音楽メニュー。

１部は、[食前酒]から始まって[前菜]、[１皿目の料理]

そして１部最後の[サラダ]へと、素晴らしい歌のサーブ。

歌曲はレインボーヴォイスで、

日本の歌は朗々と、しみじみと。

リョウちゃんの演奏にホレボレしました…

 

休憩をはさんで、第２部。

[２皿目の料理]、ここではオペラをたっぷりと聴かせてくれました。

そして、タケちゃんとの長年の信頼によるア・ウンの呼吸、

LEGENDの歌作りのことなど、

リョウちゃんならではのお話も聞けました。

しめは、リョウちゃんお得意の[デザート]です。

シェフの気まぐれプレートと題された時間は

弾き語りあり、泣ける歌あり、定番の歌ありと

甘いデザートをたっぷりと楽しみました。

もちろん”幸せ配達人”も登場ですよ。

会場からキャーキャーと歓声が上がります

 

お見送りでは、CDへのサイン会も。

みなさん、ゆっくりとお話も出来たようでした。

ニコニコ笑顔いっぱいのロビーでしたよ

 

楽しい、美味しい、リョウちゃんシェフ。

立派に腕を振るっていただきました。

お料理の数々、堪能しました。　ありがとうございました！

また広島に来てね！　待ってま～す

 

 

マチネ ＆ ソワレ ＠アルカスSASEBO

アルカスSASEBO　行ってきました。

 

マチネ・・吉田知明ソロコンサート

ソワレ・・内田智一ソロコンサート

 

はぁ～。　ただただ ため息。　だったんですよ～

 

＜　マチネ　＞

あきさん、髪を短めにカット。　ますますお若く！

曲目は、横浜ソロコンと同じだけど、空気はもちろん佐世保。

なんでしょう、この空気感の違い。　

横浜の時は「ゲーテ座」でピンと張ったブルーの空気。

佐世保は、しっとりと滴る紫の空気でした。

私が２度目、という ”とき” のせいか、心の余裕のせいか。

あきさんがいつも言われる 『一期一会』　

まさにその言葉通りの出会いでした。

 

 

＜　ソワレ　＞

私は初めて、という曲が４曲ありました。

そのためか、とても白い気持ちで聴きました。

うっちーの時は、最前列左端で聴いていたので

うっちーの歌う 立ち姿が、横からよく見えました。

踵を少し上げて手を伸ばす姿勢。背中がピンと伸びて、とても美しい！

この姿勢から、あのオペラ発声が生まれるのだなと。

今さらなんだけど、横から見て初めてわかったことでした。

”うっちー愛”を試される時間も楽しかったな！

 

 

＜　Shuくんのこと　＞

二人のピアノ伴奏を務めたのが　西尾周祐さん、Shuくんです。

リハーサルから入れたら　一日で６０曲以上を演奏。

インターバルがあるとはいえ、６０曲は至難の業。

よく頑張りました！　指は大丈夫かな？　

佐世保バーガーや、ジャンボ餃子がパワーになった？！

 

 

＜　お見送り　＞

あきさんの前では相変わらずのダメっぷり

予行練習するんですけどね、ちゃんと言えた ためしがない。

ほんと、自分にガッカリですわ。ふっ。。。

うっちーには、歌う姿が美しいことをちゃんと伝えられ、

うっちーと笑顔の交換  ね～。

Shuくんには、ニコニコとフレンドリーに話せるの。

むこうもいろいろ話してくれてかわゆいﾃﾞｽ

 

 

ずっと楽しみにしていたこの日。

あっと言う間に終わっちゃう。どうして楽しい時間はすぐに終わるの？

またあの場所に 帰りたい