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仲良し夫婦の日記です。

読書日記 ~107~

2023-05-09 21:51:39 | 読書

GWも何ということはなく過ぎて行きました。

神社巡りとか、デパートの催事へ出かけたり・・

今回の本は3冊。

1冊目は、本を読むことは素晴らしい!ということを再認識させてくれた本です。

 

 《 電車のなかで本を読む 》 著:島田潤一郎

1人出版社を立ち上げた作者。本好きが随所に表れる本作。

おススメの本についてのエッセイが4章に分けて語られる。

読書の意味・価値・本を通して変わり そして広がっていく自分の世界。

そうそう、このために本を読むんだよな、と肯首する箇所が随所に。

作者の本への愛情がよく伝わってくる。

紹介された本をあれもこれも読みたくなるのはその筆力。

あまりの感動に、出版社にTELした私。作者さんが電話に出られたので「本を読む意味がストンと胸に落ちました。あぁ、この為に本を読んできたんだと思いました、ありがとうございます」と私。作者さんは「そう言っていただければ一生懸命書いた甲斐があります、ありがとうございます」と。思いが繋がって嬉しかったです。

本好きの方には是非とも読んでいただきたい1冊。

 

 

 《 好きになってしまいました 》 著:三浦しをん

「舟を編む」「あの家に暮らす四人の女」が面白かったので手に取った。

私には、しをんさん初めてのエッセイ。

植物と語る日々、ご近所とのおつきあい、ミニトリップでの出来事、

食の嗜好について、などなど、しをんさんを取り巻く万事について、

ソフトタッチで綴られていく。

本人曰く「相変わらず脳みそ1ミリも使わず、アホなことをしていた」

いやいや、なかなか面白い、心そそられるしをんワールドでした。

 

 

 《 まくらの森の満開の下 》 著:春風亭一之輔

「笑点」の新メンバーに就任した春風亭一之輔さん。

今はチケットの取れない超売れっ子の落語家さんらしい。

落語のまくらについて・時事のまくらと題して社会風刺を・

コロナ禍のエンタメ事情・芸能界のまくら・

一之輔さんの目を通して描く日々の出来事。

寄席の楽屋の話は特に面白い。

彼は本来真面目、でもそれをユーモアで覆った可笑しさ、見つけたぞ。

 


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