GWも何ということはなく過ぎて行きました。
神社巡りとか、デパートの催事へ出かけたり・・
今回の本は3冊。
1冊目は、本を読むことは素晴らしい!ということを再認識させてくれた本です。
《 電車のなかで本を読む 》 著:島田潤一郎
1人出版社を立ち上げた作者。本好きが随所に表れる本作。
おススメの本についてのエッセイが4章に分けて語られる。
読書の意味・価値・本を通して変わり そして広がっていく自分の世界。
そうそう、このために本を読むんだよな、と肯首する箇所が随所に。
作者の本への愛情がよく伝わってくる。
紹介された本をあれもこれも読みたくなるのはその筆力。
あまりの感動に、出版社にTELした私。作者さんが電話に出られたので「本を読む意味がストンと胸に落ちました。あぁ、この為に本を読んできたんだと思いました、ありがとうございます」と私。作者さんは「そう言っていただければ一生懸命書いた甲斐があります、ありがとうございます」と。思いが繋がって嬉しかったです。
本好きの方には是非とも読んでいただきたい1冊。
《 好きになってしまいました 》 著:三浦しをん
「舟を編む」「あの家に暮らす四人の女」が面白かったので手に取った。
私には、しをんさん初めてのエッセイ。
植物と語る日々、ご近所とのおつきあい、ミニトリップでの出来事、
食の嗜好について、などなど、しをんさんを取り巻く万事について、
ソフトタッチで綴られていく。
本人曰く「相変わらず脳みそ1ミリも使わず、アホなことをしていた」
いやいや、なかなか面白い、心そそられるしをんワールドでした。
《 まくらの森の満開の下 》 著:春風亭一之輔
「笑点」の新メンバーに就任した春風亭一之輔さん。
今はチケットの取れない超売れっ子の落語家さんらしい。
落語のまくらについて・時事のまくらと題して社会風刺を・
コロナ禍のエンタメ事情・芸能界のまくら・
一之輔さんの目を通して描く日々の出来事。
寄席の楽屋の話は特に面白い。
彼は本来真面目、でもそれをユーモアで覆った可笑しさ、見つけたぞ。
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