con te. bravo!

仲良し夫婦の日記です。

kumikoの ~行く年来る年~

2018-12-31 15:42:16 | 日記

2018年、kumikoの行く年は・・・

映画で〆ました。

ファン友さんから勧められて、ずっと観たかった映画。

 

 

  ≪ ぼけますから、よろしくお願いします。≫   監督・撮影・語り  :  信友直子

 

2014年  母…85歳  父…94歳

母の認知症発症により、老老介護が始まった。

娘・直子さんは、ドキュメンタリーディレクター。

それから4年間にわたり、両親の様子をビデオカメラに収めた。

公開することに抵抗がなかったと言えば嘘になる、

しかし、全国のどこの家族にも起こりうる、決して他人事ではない物語・・・

娘は映画にする事を決心した。

 

母は 「なんで、自分は分からんようになったんじゃろうか?なんで?」 と嘆き

時には暴言を吐き 父を責める。認知症の実態。

その持って行き場のない哀しみに 涙。

 

父は94歳にして、買い物を、炊事を、洗濯を やり始めた。

腰を曲げ、ヨイショ!ヨイショ!と自らを励ますように動く父の姿は

男の覚悟が見えて、涙を誘う。

 

 

最後の監督挨拶で言われた言葉

「介護は、親が全力をかけて 最後にやる子育てです」

介護を通して、親が子供に教える最後の教育、子育ての最終章だと。。。

 

現在、お母さんは”脳梗塞”で入院中。

お父さんは毎日病院に通い、お母さんのそばに何時間も付き添っておられるらしい。

カメラを通して見えた夫婦の絆だ、と直子さんは語られた。

 

(舞台挨拶をされる監督・直子さん)

(サインを書かれる直子さん)

 

行く年の締めくくりにふさわしい 、この映画に出会えたことに感謝。

 

  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

行く年、2018年。

手術をして脚がまだ不自由だけど、いい1年だったと思う。

入院したことで本をたくさん読めたし、音楽もたくさん聴けた。

友達の有難さも知った。

夫や家族の、差し伸べてくれる手の温かさも知った。

ありがとう! 2018年!

 

  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

そして 来る年 2019年!

もうすぐだよ。迎える準備はOK! といっても、脚が痛いので大掃除はナシ。

(ホコリでは死なないわよと優しいファン友さんが。)

公民館で習った”水引飾り”

 

毎年のことながら、手作り!と言いたいけれど、お取り寄せの”おせち料理”

 

さあ!いつでもいいわよ、2019年! いらっしゃい!

 

読んで下さる皆様、2018年はあまりアップできませんでした。

手術で、LEGEND行けませんでしたから。。

来年は、1月のニューイヤーコンサートは断念

(うっちーの長口上が聞けないのが残念…)

脚が復活するであろう 2月くらいからLEGEND予定入れてます

どうかよろしくお付き合いの程、お願い致します!

 

皆さま、よいお年を~

 

 

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THE LEGEND Xmasディナーショー @広島リーガロイヤルホテル

2018-12-18 21:51:29 | LEGEND

一足早いクリスマスがやってきました

行ってきましたよ、広島リーガロイヤルホテル。

あきさんが座った椅子に目が

もちろん私も座ってパチリ!

 

 

LEGEND Xmas ディナーショー。今年で7回目の開催です。

 

3か月ぶりのLEGEND。 もうね、メンバーがみんなサンタさんに見えました

 

いつもはドキドキで食事がのどを通らないのに、今年は・・・完食しちゃいました

 

さあ、いよいよ始まります

 

キャッ! ピアニストの周くんが登場です。

キャッ! 黒のジャケットに白パンツ! 似合うわ~!

 

Xmasソングを演奏、途中からメンバー登場です。黒のタキシードスーツ。

素敵な声が会場を包みます。

(鹿児島・東京・名古屋と続きますからセトリはナイショ)

 

今年は、”クラシカルでラグジュアリーなクリスマス”とリョウちゃんが。

言葉通り、大人の雰囲気満載の曲ばかりです。

素敵な笑顔いっぱいに、胸に沁みるアンサンブルを披露します。

 

今年のメンバー紹介は、あきさんだけでなく、みんなで交互に紹介し合いました。

この手法も面白い。それぞれの個性が出ましたネ。

 

ここで 周くんのソロ。夜空に吸い込まれそうな、溶けていく音色…しみじみ上手だな~と。

 

メンバー衣裳を変えて登場です。

ブラウン、チョコレートブラウン?の、キラッと光るタキシードに、胸には豪華なアレンジメントフラワー。

ディナーショーにピッタリな雰囲気です。

 

そうそう、一つだけ言っちゃうと…Jazzを演奏しましたよ。

大好きなジャズ、脚が痛くなければ、踊りだしたいムードでした。

 

オーラスは、年末恒例のあの曲。ラララ~とみんなも合わせて、会場が1つになりました!

 

お見送りは、CD/DVDサイン会 &握手会でした。

CDのサインには、私の名前を書いてもらっちゃった。ラッキー!

握手に紛れて、メンバーに書いていったクリスマスカードを渡せて よかったな。

 

でもでも、相変わらずの舞い上がりっぷり。あきさんが何か言われたんだけど聞き逃し

適当にへらっと笑ってごまかしました…ごめんなさい、伝わってません。。。頭真っ白。。。

 

コートを着てこなかったんだけど、帰りも寒くありません。

だって、ハートはぽかぽかですから (())

 

来年もきっと、きっと来てくださいね。待ってまーす

 

 

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読書日記 ~55~

2018-12-13 20:57:28 | 読書

楽しい本と、ちょっとシリアスな本を2冊、読みました。

 

  ≪ あの家に暮らす四人の女 ≫  著 : 三浦 しをん

庭付きの 古い屋敷に住んでいるのは、マイペースな母と、刺繍が好きなアラフォーの娘、

そして娘の友達と、その若い後輩の四人。

父親は、母が昔追い出したらしく不在。その代わり、お庭番と称する老人が庭の一角に住んでいる。

その5人をめぐる出来事を、軽妙洒脱に描いた小説。

作者は、辞書の編集者を描いた「舟を編む」を書いた、三浦しをん さん。

柔らかい描写は前作と同じだが、この「あの家に暮らす~~」の方が、より笑いを誘う。

 

同居している友達の部屋が水浸しになったり

後輩がストーカーに遭ったり

カラスが喋ったり

父の霊が彷徨ったり

開かずの部屋から 河童のミイラが出てきたり

等々、奇想天外なストーリー展開。

でありながら、娘たちの悩み、人生観がドラマティックに綴られてゆく。

 

例えて言うなら、小説の「サザエさん」(?)とでも言おうか。 面白い!

 

 

  ≪ 太陽は気を失う ≫  著 : 乙川 優三郎

以前読んだ、大佛次郎賞受賞 「脊梁山脈」を書いた 乙川優三郎氏の作品。

これも芸術選奨受賞。 筆の達者さ、文の精密さは変わらず。

前に挙げた「あの家に暮らす~~」とは打って変わって、シリアスな小説である。

人間の業、死、病、転機、失ってゆく愛などを、14の短編で、しんみりと書いている。

 

この14編の中に、自分とリンクする話があり

ふと立ち止まって、来し方を振り返ったり

これからの未来に思いを馳せたり

・・・でも 暗いばかりではなく、その中には救いがあって、その安堵感が嬉しい。

 

乙川さんは、癖になる!

 

 

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