5月14日、行ってきました。 「名古屋能楽堂」
LEGENDのあきさんが主演の、戦国オペラ 『本能寺が燃える』
ハイ! 行く前から、私の心は燃えていました…
名古屋城のお隣にある 名古屋能楽堂。
ずいぶんと格式ある建物です。
ポスターには”満員御礼”の札が。
ファンからの立花も素敵です。(Nさんから写真お借りしました)
お世話下さった方のお話だと
光秀の家紋は”桔梗花”
時季的に桔梗はないので、色を桔梗に見立てて紫と青をメインにと。
素敵な光秀さまのイメージですね。
全部で10本ほどの立花がありました。
多方面からの支援の深さが伺えます。
《 ストーリー 》 (公式パンフレットより)
美濃の国。
「マムシ」と呼ばれた斉藤道三の娘・帰蝶と、道三に仕える明智光秀。
二人は互いに惹かれあう想いを胸に、ひとときの平穏を共にしている。
しかし、世は動乱の時代。
隣国・尾張の脅威に対し、道三は苦渋の決断を強いられる。
帰蝶と光秀は、乱世の荒波に翻弄されてーー
「本能寺の変」で主君・織田信長を討ち、世紀の逆臣となった明智光秀が
真に守りたかったものとは何か?
あきさん、本当にホントにカッコよかったです!
1部では、帰蝶様への恋慕の情を、美しく伸びやかなテノールの声と、切ない表情と、指先まで行き届いた所作で、
2部では、男気のある強さを力強いテノールと歩みで、見事に演じられました
ヘアスタイルは…あきさんの月ブロをご覧ください。
後の裾をぐるりと刈り上げてあるんですよ。斬新な光秀です。
2部の衣裳は、やはり月ブロにアップされています。
1部の衣裳は、シルバーの裃に緑の袴。
この「緑」が何とも言えず素敵な色、常盤色もしくは萌葱色というのかな、
若い光秀を象徴する美しさでした。
少し目張りを入れたメイクも、新鮮でした。
あきさんは美しい
帰蝶様の美しいソプラノが、光秀への愛を切なく歌います。
信長様も、将軍様も、道三様も皆さん素晴らしいお声で、能楽堂に響き渡ります。
田村亮さんの語り口も、物語の中軸を成すにふさわしく、重くズシリと響きます。
さらに目を惹いたのは、舞台の照明です。
パンフレットにあるように、舞台裾から天井まで
光の切り絵で、桜や炎、雨や龍が美しく照らし出され、幽玄な世界を演出
その美しさに圧倒されました。
ミニ編成のオーケストラの演奏も素晴らしく、
特にハープの音色が、戦国の世の運命を切なく表現していました。
上質な、上品に完成された最高の作品を観た、その一言です。
終わって、楽屋口にあきさん登場!
ファンがたくさん待っていました。
浴衣の着流し姿で現れたあきさん、メイクもそのままです。
ちょっと恥ずかしそうに「メイクも落としてないんですよ」と。
ファンからは、拍手と称賛の声がたくさん。
「広島で待ってま~す!」と私が言ったら
あきさん、私を見て何度かうなずいて指を差し
「期待しててくださいね~!」って!
アッ!もしかして! 何回も何回もリクエストし続けた、あの”ご当地ソング”を歌ってくれるの
きっとそう! と確信したワタシです。
さあ、何の曲でしょう?
6月4日をお楽しみに
わくわくが止まりませーん