con te. bravo!

仲良し夫婦の日記です。

読書日記 ~79~

2020-08-30 11:10:32 | 読書

残暑厳しき折柄、皆様、いかがお過ごしですか?

 

LEGENDは録音を始められたけれど

まだまだ侮れないコロナ、気を付けてくださいね

 

私も、コロナ対策を万全にして、ボランティアを再開いたしました。

マスクはもちろん、フェイスガードをがっちり(暑い!)

手洗い消毒もしっかりと。

でも、往復のバスが怖いです。

身近な窓を自分で開けて、なるべく隣の人がいない席に。

 

家では相変わらずの読書の日々

あきさんが読まれているであろうこの2冊、読了いたしましたです

 

 ≪ 一人称単数 ≫  著:村上春樹

村上春樹の「騎士団長殺し」以来6年振りの新作短編集。

と言っても、中の数編は「文學界」に既載されたものですが…。

うん、なかなか面白かったです。

村上ワールドが じんわり と効きます。

 歌集を送ってくれた いっときの出会いの女

 幻想の世界で送られてきた不思議な招待状

 ビートルズのアルバムを抱えた少女

 人間化した猿との遭遇

 ・・・・

村上ファンとしては合格点間違いなし

 

 

 ≪ ことばの波止場 ≫  著:和田 誠

イラストレーターの和田誠さんが、言葉について語った講演集。

ことばを様々な角度から切り取った、興味あるお話。

しりとりだったり、回文だったり、

外国語にも通じる”韻”の踏み方だったりが

和田さんの柔らかい口調で語られていく。

添えられたイラストがまた楽しい。

言葉を大切にするあきさんなら、きっと心に留まっただろうな。

 

 

まだまだ読みたい本がたくさん 

積ん読本が5冊、その上に

紀伊国屋書店員さんがtwitterをされていて

次々と面白そうな本を紹介される、

アレも読みたい、コレも読みたい

あ~、どうしてくれる!!

 

 

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読書日記 ~78~

2020-08-18 11:50:22 | 読書

暑い! 暑い! 何回言っても暑いです。

こんな日は、散歩もお休み、本でも読みましょ

今回は、イギリス文学2冊 と参ります。

 

 

 ≪ チャリング・クロス街84番地 ≫ 著:ヘレーン・ハンフ

ニューヨークに住む本好きの女性が、ロンドンの古書店に当てた

1通の手紙から始まった、20年にわたる心温まる”文通”の物語。

双方の書物への愛が、ユーモアを交えて表されていて微笑まし。

女性が、珍しい本・手に入りにくい本をリクエストして

それを探す古書店主の拘り。

本が見つかって自慢げな古書店主と

欲しい本が手に入って喜ぶ女性。

アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンスで

映画にもなったらしい。DVD借りて観ようっと。

 

 

 ≪ パイド・パイパー ≫ 著:ネヴィル・シュート

「自由への越境」という副題からも分かるように

戦時中に訳あって、国境を越えようと冒険するストーリー。

イギリスの老紳士・ハワードは、息子の戦死の傷を癒すために

フランスに釣行している。

しかし、戦況は悪化、ハワードはドイツ軍からの攻撃から逃れ

本国イギリスに帰ることに。

その時知り合ったイギリス人の幼い兄妹を、一緒に連れて帰るように依頼される。

そればかりか、他の少女や難民の少年も一緒に連れ帰ることに。

ハワードは、全部で5人の子供を連れてイギリスを目指す。

途中、子供が病気になったり、

ドイツ軍に遭遇して危険な目に遭ったり、

しかしそこここで手助けしてくれる人も現れて

さて、6人は無事 越境できるのか・・・

 

2冊とも翻訳小説らしく

アメリカやヨーロッパの香りがして、なかなか面白かった

 

 

 

 

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