con te. bravo!

仲良し夫婦の日記です。

THE LEGEND ファミリーコンサート

2019-03-30 12:26:32 | LEGEND

3月25日 @よこはまみなとみらい小ホール

LEGENDファミリーコンサートに、娘と孫2人(5才・3才)を連れて行ってきました。

娘も、子どもが生まれてからLEGEND行けてないので 久しぶりのステージ観賞デス。

ファミリーという、いつもと違うコンセプトに ワクワク!

 

 

 

1部は、ちょっと難しいオペラのお話。 なるほど~!と思ったのは大人だけかな?

幼児には難しいお話でした。

フィガロの、うっちーの動きが面白くて笑ってました…。

キラキラ星・フニクリフニクラの鬼のパンツは、手拍子しながら聴いてました。

何よりハマったのは 『ドラえもん』

「かきしゃん、かみのけないね(笑)」←シ~ッ!

「りょうちゃん、おんなのこのかみしてる~。」←しずかちゃん役。

「うっちー、め、 どうしたの?」←スネ夫役で目を吊り上げてた。

と、事前刷り込みの甲斐あって、メンバーの名前をみんな覚えてる孫。

一人ひとり、批評してましたよ(笑)

≪事前刷り込み・・・BSに出たLEGENDのビデオを、何十回と見る二人。”お祭りマンボ”がお気に入り≫

 

ラストの「オーソレミオ」の時、メンバーもラウンド、オケの方もラウンド

そしてあきさんが、周くんを促してラウンドさせて、あきさんがピアノを!

あきさんのピアノ、初めてでした♪♪ 上手!←周くんのほうがやっぱり上手だけど…。

 

お見送りでは、3才は、頭をなでなでしてもらってご機嫌。

 

5才の孫が皆さんに握手して貰って 恥ずかしそうでした。

あきさんが孫に「ひさしぶりだね」と。 そう、去年ラジオに連れて行ったのでした。

ピアノやってることを周くんに言ったら「ピアノのお稽古頑張ってネ」と言ってくれて

ずっとそのことを言ってます。

将来の夢が、お花屋さん→ピアニスト に代わりました!周くんありがとう!

 

コンサート終わりのその足で、娘と孫を、新横浜から広島へ連れて帰りました。

新幹線の中でも、孫たちがLEGEND話。

5人の名前も、ドラえもんの役名も、ピアノの周くんも

みんな覚えてて、キャッキャと楽しそうに盛り上がっていました。

 

バアバは、孫たちが騒ぎはしないか泣きはしないか、そのことばかり気になって

セトリとか覚えてませんm(__)m

は~、楽しかったけど、ちょっと疲れたコンサートでした・・・。

 

 

行きの新幹線から見た富士山。

 

 


読書日記 ~59~ +プラス

2019-03-17 22:55:05 | 読書

幸せな気持ちになる本を読みました。

そして、その反対側にある”現実”が 胸を締め付けるのです。

 

  ≪ そして、バトンは渡された ≫  著 : 瀬尾まいこ

紀伊國屋スタッフがおススメする本、第1位!

この帯にまず惹かれて手に取った。面白そうだ!ピンときた勘に間違いはなかった。

 

優子には、生まれてから今までに 親が 6人いた…。

産みの母は、優子が幼いころ事故死。パパに育てられる。

優子が小学2年生の時、パパが”梨花さん”と再婚した…とここまではよくある話だけど

ここから 優子の人生にいくつもの波が押し寄せるのだ。

優子が5年生の時、パパは仕事でブラジルに転勤。

梨花さんと日本で暮らすことを選択した優子は、梨花さんと楽しく暮らしていく。

ところが、梨花さんが 離婚・再婚を繰り返し、そのたびに新しいお父さんが登場・・・

継母・継父というと 陰湿なイメージが浮かぶけれど

優子の場合 それは一切なくて、どの親も優子を心から愛してくれたのだ。

何より、優子自身が幸せを引き寄せる力を持っていて

自身で明るく生きていく 強い女の子だった。

もちろん、悲しいことや悩みはあるのだけれど、それを不幸と思わずに 笑顔に変える強さがあった。

 

今まで読んだ本の中で、読後が いちばんHAPPY!

ラストの温かく流れる涙とともに 本を閉じた。

人を幸せ気分にしてくれる本! 自信を持っておススメです!

 

+プラス

と、この本を読んだ後、テレビから 児童虐待の悲しいニュースが流れる…。

実の子に、連れ子に、容赦なく拳を振るう大人。

いたいけな、力のない子どもに、どうして暴力がふるえるのか!?

どうして愛せないのか!?

狂っているとしか思えない。人間とは思えない。

もうこんなニュースは見たくない! とテレビのスイッチを切る。

私、現実から目を背けてる?

私、逃げてる?

完璧なまでの 無力感・・・・・。

 

 


読書日記 ~58~

2019-03-12 09:12:28 | 読書

たまたま書店で見つけた2冊。 私を呼ぶ本ってあるんだよな~。

エッセイ集と、時代小説。 趣の違う2冊を読んだ。

 

  ≪ 深代惇郎 エッセイ集 ≫  著:深代惇郎

朝日新聞の名記者で「天声人語」を2年半、執筆した。

彼がヨーロッパ総局長時代の、イギリスでのコラムや、文学作品を訪ねる旅エッセイを収録。

さすがに40年経っているので、イギリスでの外交の話や経済の話は色褪せている。

しかし、彼の名文を以って、そのギャップは埋められている。

イギリス人の気質、日本人に対する態度はかくありなんと思えるエピソード。

私が好きだったのは、米国アトランタに旅して書いた「風と共に去りぬ」の旅エッセイだ。

アトランタの赤い大地に立つ”スカーレット”が、そこにいるようだった。

どのぺージを捲っても、名文に唸る。

 

 

  ≪ 眩(くらら) ≫  著:朝井まかて

葛飾北斎と、その娘に焦点を当てた時代小説である。

NHKでドラマ化したらしいが、私は見ていない。

その方が良い、テレビを先に見て本を読むと イメージが固定されていけない。

北斎の娘”お栄”は、子どものころから北斎の膝に載って、彼の画業を見て育った。

絵筆を持つのが何より好きな、奔放な女性に育っていく。

長じてからは、北斎の手となり足となりともに絵を描いていく。

結婚、離婚、恋、継母との葛藤など、日々の出来事の中にあっても

彼女は、画業一すじであった。

北斎と同じく、今の技量では満足しない、もっと、もっとと上を目指す。

北斎が亡くなってからも 絵を描き続けるが、これがゴールということはなく

前に向かって進んでいく”お栄”

どこまで画業を深めれば納得できるのか…もどかしく思う私であった。

 * 「みをつくし料理帖」を思わせる文体で、会話が多くて とても読みやすい。