〔15.1.30.日経新聞:投資情報2面〕
オムロンが29日発表した2014年4~12月期連結決算(米国会計基準)は純利益が前年同期比45%増の493億円だった。中国のスマートフォン(スマホ)市場の拡大を支えに工場の生産ラインで使われる制御機器が好調だった。
売上高は11%増の6142億円だった。制御機器事業が15%増と大幅に伸びた。ヘルスケア事業も好調だった。営業利益は30%増の629億円 . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報2面〕
京セラが29日発表した2014年4~12月期の連結決算(米国会計基準)は純利益が前年同期比7%増の739億円になった。スマートフォン(スマホ)向けにコンデンサーなど電子部品が好調だった。円安の進行も輸出採算の改善につながっている。
売上高は3%増の1兆1016億円となり、4~12月期として過去最高を更新した。「スマホ向け部品市場は総じて活況」( . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報1面〕
カシオ計算機は29日、2015年3月期の連結純利益が従来予想を30億円上回る前期比63%増の260億円となる見通しだと発表した。8年ぶりに過去最高を更新する。全地球測位システム(GPS)機能を搭載した「Gショック」など主力の腕時計が好調なため。年間配当は従来の会社予想を10円上回る前期比10円増の35円に引き上げる。
通期の売上高は前期比9%増の3 . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報1面〕
NECが29日に発表した2014年4~12月期連結決算は、最終損益が227億円の黒字(前年同期は150億円の赤字)になった。不採算事業からの撤退など構造改革が進み、収益が改善している。官公庁や企業ではIT(情報技術)インフラ投資が活発化しており、受注も好調だ。
売上高は4%減の2兆20億円だった。前期にNECビッグローブや携帯電話販売事業を投資 . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報1面〕
スマホなどに使うLEDバックライトの販売が伸びている
ミネベアの2015年3月期の連結営業利益は前期比8割増の580億円前後になりそうだ。14年10月下旬に55%増の500億円に上方修正したが、その水準を大きく上回り、1998年3月期の過去最高益(588億円)にほぼ並ぶとみられる。スマートフォン(スマホ)向け照明部品や自動車用の小型ベアリング(軸 . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:企業2面〕
世界各地の生産拠点で最新の生産技術導入を目指す(ハードディスク用モーターを製造するタイの工場)
日本電産は2016年をメドに製造技術を高めるための新たな研究所を開設する。京都府や首都圏などが候補地で、投資額は200億~300億円になる見通しだ。主力のモーターなどの生産効率を高める素材や加工法、設備などを開発する。開発した技術は国内外の生産拠点に順次導 . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:企業1面〕
東芝は29日、海外でのテレビの開発・販売から撤退すると発表した。北米で3月から台湾企業に東芝ブランドを供与し、ライセンス事業に切り替える。欧州やアジアでも4月の合意を目指し、海外企業と交渉を進める。東芝のテレビ事業はここ数年、海外の普及価格帯製品の競争激化で赤字が続いている。事業構造を抜本的に見直し、早期の黒字回復を目指す。
北米では台湾のEMS(電子 . . . 本文を読む
〔15.1.29.日経新聞:投資情報面〕
ルネサスエレクトロニクスは28日、2014年4~12月期の連結純利益が前年同期比7.2倍の730億円になったようだと発表した。従来予想を269億円上回った。世界的な自動車生産の拡大でエンジン制御などに使うマイコンの需要が堅調だった。円安や構造改革も寄与し採算性が大幅に改善した。
売上高は4%減の6080億円と、計画を121億円上回った。事業再編で収益 . . . 本文を読む
ファナックが28日発表した2014年4~12月期の連結純利益は、前年同期比94%増の1494億円だった。工作機械に搭載する数値制御(NC)装置が伸びたほか、スマートフォン(スマホ)の金属ケース加工に使用する小型機械「ロボドリル」の販売が好調。4~12月期として3期ぶりに過去最高を更新した。
売上高は61%増の5264億円。米アップルが発売した新型スマホ「iPhone(アイフォーン)6」のほ . . . 本文を読む
〔15.1.28.日経新聞:企業2面〕
村田製作所の2014年4~12月期の連結営業利益(米国会計基準)は、前年同期比で約5割増の1600億円前後になったもようだ。4~12月期としては過去最高を更新した。スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)の市場拡大を支えに、コンデンサーなど電子部品の販売が伸びた。為替の円安進行で採算も改善した。
昨年10月に会社が公表した通期予想(前 . . . 本文を読む
〔15.1.28.日経新聞:企業1面〕
三菱電機は27日、工場廃水に含まれる農薬などの有害物質を低コストで処理する技術を開発したと発表した。水蒸気と酸素を混ぜて放電して活性酸素を作り、有害物質を分解する。現在は工場廃水の4割を捨てているが、全量を再利用できるようになるという。2018年度に事業化し、北米や中国などへの輸出を目指す。
同社の先端技術総合研究所(兵庫県尼崎市)で、高さ2メートルの . . . 本文を読む
〔15.1.28.日経新聞:総合2面〕
ソニーはスマートフォン(スマホ)事業で追加のリストラ策に踏み切る。アジアや欧州を中心に1千人の従業員を追加削減し、2015年度末までに約5千人体制にする。商品モデル数の削減や販売地域の見直しにも取り組み、16年度の黒字転換を目指す。不振のスマホ事業の構造改革を進め、エレクトロニクス分野の再建を急ぐ。
構造改革案は2月4日の14年4~12月期決算発表時に . . . 本文を読む
〔15.1.24.日経新聞:企業2面〕
京セラは中南米でオフィス向け複合機の販売を強化する。今春までに情報システムなどを手掛けるチリのビガテック社の複合機事業部門を数十億円で買収する。京セラの複合機は壊れにくく頑丈で新興国で人気が高い。3年後をメドに中南米での売上高を現状の5割増の年300億円まで引き上げたい考えだ。
京セラの複合機事業は2014年3月期の売上高が3078億円で、全体の2割程 . . . 本文を読む
〔15.1.23.日経新聞:投資情報面〕
「安定」「守り」のイメージが強かった三菱電機が、M&A(合併・買収)などで攻めの投資に打って出る。電機業界の中では一足早く事業再編に動き、ファクトリーオートメーション(FA)を軸に稼ぐ基盤を整えながら財務の改善も進めた。2021年3月期までに売上高5兆円、営業利益率8%以上を目指す。得意の中国以外の新興国をどう攻略するのか。柵山正樹社長に聞いた。
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〔15.1.23.日経新聞:投資情報面〕
安川電機は22日、2015年3月期の連結純利益が前期比39%増の235億円になるとの見通しを発表した。7年ぶりの最高益を見込む従来予想を10億円上積みした。今期業績予想の上方修正は昨年10月に続いて2度目だ。中国や北米で工場のファクトリーオートメーション(FA)機器が伸びる。年間配は記念配を含め20円(前期は12円)と計画から2円増やす。
売上高 . . . 本文を読む