〔15.1.30.日経新聞:投資情報1面〕
カシオ計算機は29日、2015年3月期の連結純利益が従来予想を30億円上回る前期比63%増の260億円となる見通しだと発表した。8年ぶりに過去最高を更新する。全地球測位システム(GPS)機能を搭載した「Gショック」など主力の腕時計が好調なため。年間配当は従来の会社予想を10円上回る前期比10円増の35円に引き上げる。
通期の売上高は前期比9%増の3500億円と従来予想並みだが、経常利益は44%増の370億円と従来予想を40億円上回りそう。利益率の高い腕時計とデジタルカメラの高機能機種や、アジア向けの電卓が伸びるほか、円安で為替差益も生じるためだ。同日発表した14年4~12月期決算は、売上高が前年同期比6%増、純利益は70%増の176億円だった。
カシオ計算機は29日、2015年3月期の連結純利益が従来予想を30億円上回る前期比63%増の260億円となる見通しだと発表した。8年ぶりに過去最高を更新する。全地球測位システム(GPS)機能を搭載した「Gショック」など主力の腕時計が好調なため。年間配当は従来の会社予想を10円上回る前期比10円増の35円に引き上げる。
通期の売上高は前期比9%増の3500億円と従来予想並みだが、経常利益は44%増の370億円と従来予想を40億円上回りそう。利益率の高い腕時計とデジタルカメラの高機能機種や、アジア向けの電卓が伸びるほか、円安で為替差益も生じるためだ。同日発表した14年4~12月期決算は、売上高が前年同期比6%増、純利益は70%増の176億円だった。