〔15.2.4.日経新聞:投資情報2面〕
ロームが3日発表した2014年4~12月期の連結決算は、純利益が382億円と前年同期比72%増えた。自動車や産業機器向けに大規模集積回路(LSI)が好調だった。急速な円安の進行で外貨建て資産の評価替えに伴う為替差益170億円が発生したことも利益を押し上げた。
売上高は9%増の2752億円だった。自動車に搭載される電子部品が増えており、電源用や発光 . . . 本文を読む
〔15.2.4.日経新聞:企業2面〕
測定器をあてると肌のキメや色味、水分などを解析できる(3日、都内)
ソニーは3日、美容関連機器事業に参入すると発表した。画像センサー技術を活用した肌解析システム「ビューティーエクスプローラー」の提供を3月中に始める。画像センサーで肌を写し、肌状態を高精度に解析できる。主に美容店やエステティックサロン、化粧品メーカー向けに販売する。画像センサーの用途を広げ . . . 本文を読む
〔15.2.4.日経新聞:企業1面〕
東芝はテレビの自社生産から完全撤退する。エジプトの合弁生産を解消しインドネシアの自社工場も売却する。海外では開発から生産、販売まですべて手を引く。懸案のテレビ事業の構造改革にメドをつけ、2016年度に連結営業利益4500億円(14年度見通しは3300億円)の中期経営計画を確実に達成する。
エジプト工場は合弁相手の現地家電メーカーと、インドネシア工場は台湾 . . . 本文を読む
〔15.2.3.日経新聞〕
画面を通して銀行員とやり取りし、窓口と同じサービスを受けられる(開発中の機器)
OKIはテレビ電話などの機能を備え、金融機関の窓口業務を無人化できる新型機器の販売を2016年に始める。新規口座の開設や住所変更などが可能で、年内にメガバンクや地方銀行数社と試験運用に入る。銀行の窓口人員を減らしてコスト削減を後押しする機器として販売し、主力であるATM事業の国内シェ . . . 本文を読む
〔15.2.2.日経新聞:企業面〕
右:パナソニックは尼崎工場の停止後もテレビ事業を縮小する
国内電機大手が相次ぎ海外のテレビ事業を大幅に縮小する。パナソニックは創業者の松下幸之助氏が立ち上げに関わった中国生産から撤退。国産初のカラーテレビ生産を始めた東芝も海外の開発、販売から撤退する。韓国、中国勢の価格競争を前に世界での消耗戦に見切りをつける格好だ。かつて「家電の王様」とされたテレビ事 . . . 本文を読む
〔15.2.1.日経新聞:企業面〕
シャープは北米のテレビ事業から撤退する検討に入った。収益性が悪化しているためで、メキシコの工場を売却し、販売からも手を引く方向だ。他社に「シャープ」ブランドを供与するライセンス事業に切り替えるなど、具体的な撤退策を今後詰める。シャープは2015年3月期に連結最終赤字となるもようで、不採算事業の立て直しが急務となっている。
同社のテレビ事業は15年3月期に4 . . . 本文を読む
〔15.1.31.日経新聞:投資情報1面〕
コニカミノルタが30日発表した2014年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期の2倍の219億円だった。オフィス向け複合機や商業用デジタル印刷分野でカラー機が伸びた。円安も採算改善につながった。前年同期にハードディスク駆動装置用ガラス基板事業からの撤退損失163億円を特別損失に計上した反動も出た。
売上高は7%増の7338億円、営業利益は17%増 . . . 本文を読む
〔15.1.31.日経新聞:投資情報1面〕
東京エレクトロンが30日発表した2014年4~12月期の連結決算は、最終損益が374億円の黒字(前年同期は356億円の赤字)だった。スマートフォン(スマホ)の普及を追い風に、台湾メーカー向けなどに半導体製造装置の販売が伸びた。前年同期に太陽光パネルの製造装置事業の見直しなどで減損損失を計上した反動も出た。
売上高は10%増の4312億円だった。スマ . . . 本文を読む
〔15.1.31.日経新聞:投資情報1面〕
富士通は30日、2015年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比17%増の1320億円になる見通しと発表した。従来予想を70億円上方修正した。IT(情報技術)サービスが堅調に推移していることに加え、為替の円安に伴い為替差益が発生する。
売上高は1%増の4兆8000億円、営業利益は26%増の1850億円とする従来予想を据え置いた。国内のIT投資が . . . 本文を読む
〔15.1.31.日経新聞:投資情報1面〕
セイコーエプソンが30日発表した2014年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期の2.1倍の904億円だった。主力のインクジェットプリンターの販売が新興国を中心に好調で、為替の円安も採算改善に寄与した。業績好調を受け、年間配当を前期比2.3倍の115円と従来予想から45円引き上げる。
4~12月期の売上高は8%増の8148億 . . . 本文を読む
〔15.1.31.日経新聞:企業1面〕
シャープは2015年3月期の連結最終損益の見通しを300億円の赤字に下方修正する方針だ。従来予想は300億円の黒字だった。薄型テレビや中小型液晶など主力事業で販売が苦戦するほか、円安進行で輸入採算の悪化が響く。同社は今期の決算発表時をめどに新たな経営再建策を公表する。不採算事業の抜本的な見直しで特別損失を今期に追加計上すれば、赤字幅はさらに膨らむことになる . . . 本文を読む
〔15.1.31.日経新聞:1面〕
パナソニックは中国とメキシコでテレビ生産から撤退する。中国工場の稼働を停止し、北米市場向けを生産しているメキシコ工場は今春に売却する。世界のテレビ市場(総合2面きょうのことば)では北米と中国の競争が最も激しく、収益改善に向け世界の生産体制を見直す。北米ではソニーが人員削減を進め、東芝も自社開発・販売からの撤退を決めた。家電大手は長く業績の足を引っ張ったテレ . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報2面〕
フォスター電機は29日、2015年3月期の連結純利益が前期比2.1倍の48億円になる見通しだと発表した。従来予想は55%増の36億円。北米など海外で自動車用スピーカーの出荷数量が伸びる。円安も収益を押し上げる。年間配当は前期並みの40円とし、従来計画から13円増やす。
売上高は10%増の1850億円の見通しだ。自動車用スピーカーに加え、スマートフォ . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報2面〕
富士電機は29日、2015年3月期の連結純利益が前期比38%増の270億円になる見通しと発表した。従来予想を30億円上回り、2年ぶりに過去最高を更新する。国内外で工場の新設・更新需要が広がり、電源制御に使うパワー半導体の売れ行きが好調だ。関係会社の株式売却に伴う特別利益も46億円計上した。
売上高は5%増の8000億円と、従来予想から100億円引き . . . 本文を読む
〔15.1.30.日経新聞:投資情報2面〕
アドバンテストは29日、2015年3月期の最終損益(米国会計基準)が125億円の黒字(前期は355億円の赤字)になりそうだと発表した。黒字幅は従来予想より45億円拡大する。中国などでのスマートフォン(スマホ)市場の拡大を追い風に、主力の半導体検査装置の販売が伸びる。年間配当は従来予想より5円多い15円(前期は15円)とする。
連結売上高は前期比 . . . 本文を読む