つい最近まで、アメリカ人のとりなしをしていました。その方は脳癌で、サンディエゴ州在住のDP氏。全然知らない人です。アメリカにはGO FUND MEという、寄付金を募るサイトがあり、その方もそこで、医療費及び生活費の寄付:目標額$100,000(→¥10,600,000)を募っていました。
奥さんが書いてる近況報告と病状は、英語と文化の違いで言いたい事がよくわかりません。「でも、これも神の導きかもしれないし」と癒しのために時々祈っていました。しかし正直なところ、状況が正確にわからないので、はたしてこういう祈り方でいいのかなと手探り状態。祈らないよりはマシだよね。というレベルでした。
そんなある日、不思議なことが起きました。
“2人が出会った時の事” 、“プロポーズされた時” 、“結婚式” 、“初めて妊娠が分かった時” etc・・・、何とも幸せで、ほっこりした心持ちとともに、《幸せな記憶》が、ふいに、ふっと心に浮かんで来るようになり、それは数日ほど続きました(ちなみに仕事中はそういう事はありませんでした。主を賛美します)。
私以外の誰かの経験や感情が、ちょうどこちらの心に、映画のように投影されている感じです。
その事を通して、(あくまで個人的な感想ですが・・・)神は、DP夫妻の事をつぶさに見ておられる事を私に教えて下さり、私のとりなしの祈りにも耳を傾けて下さっている。と、教えて下さったような気がしました。
「もしかして、何か動きがあったのかも?」と、すぐにGO FUND MEにアクセスすると・・・、DP氏は前日に亡くなっていて、悲しむ奥さんの手による近況報告がUPされていました。そこに掲載されていた写真(病室での家族写真)は差替えられ、笑顔でよりそう夫妻の写真と、2人が結婚した海辺の写真に。
いやしはおきませんでしたが、ご夫妻に最高の結婚を与えて下さった神をほめたたえます。亡くなったら終わりではありません。DP氏はクリスチャンでした、だから天国に行きました。この世にはもういないけど、天国で永遠に生きておられます。
よそ様の家庭のことながら、とりなすきっかけを与えて下さり、不思議な体験を与えて下さった主に感謝します。
とてもすてきなご主人だったらしく、悲しみが続く奥様の近況報告が再UPされました。結果が出たので祈りを終えるつもりでしたが・・・もうちょっと続けようかな。
主を賛美します。hiromi