九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

箸(ハシ)の話し

2022年08月04日 | 日記

 語呂合わせで「きょうは何の日」と問えば、年中何らかの「〇〇の日」があり、

 きょうは8月4日、語呂合わせで「箸(ハシ)の日」となる。

 そこで、箸(ハシ)の話しを拾ってみる。

                    

 和食に使う箸の作法を、草柳大蔵氏の著書から引く。

 先ず「膳越し箸」:膳の向こうにある料理は、手元によせてから箸をつける。

 「なまり箸」:どれにしょうかなと、箸を持ってキョロキョロする。

 「うつり箸」:和え物を食べたあと、ご飯を一口食べず、煮物や焼き物に箸をつける。

 「こじ箸」:煮物など下にあるものを、箸でこじ起こして挟みだす。

 「舐り箸」:箸を口の中で、しゃぶる。

                    

 仏教国であるタイからの伝聞。

 タイの僧は、天国と地獄を次のように説いて話すそうだ。

 天国でも地獄でも、ご馳走が盛られたテーブルには、腕よりも長い箸がおかれる。

 天国では、自分の箸で掴んだ料理を、テーブルの向かい側の人の口元へ。

 皆がそうするので、誰もが、ご馳走にありつけることになる。

 地獄では、各自が長い箸で料理を取り、自分の口へ運ぼうとする。

 箸がままにならず、皆なが互いに勝手するので、やがて争いが始まる。

                    

 「箸と何とかは、使い方次第」という格言は、無かった?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする