国会議員の中には、政治家と政治屋という異なる人種がいる。
この違いは「政治家は次の時代の事を考え、政治屋は次の選挙の事しか考えない」か。
特に、自民党には政治屋志向の連中が多いように思われる。
旧統一教会（世界平和統一家庭連合）との係わりで、その実態が判明した。
旧統一教会の関連する組織での集会へ祝電を送る人。
集会での実行委員（長）を請け負う人。
集会で連帯や敬意を表明する人など、様々である。
そもそも、旧統一教会とは？
日本で多額の献金を集め、それを韓国の本部へ送金する組織である。
文鮮明（教祖）が始めたカルト集団によれば、韓国がアダムで日本はエバ（イブ）。
エバは原罪を償うため、アダムへお金を贈り続けなければ、ならない。
世界中で活動するための資金源が、日本の信者がする献金で賄われているのが実態だそうな。
テレビで流れた、国会議員の協会関連における振舞いは、実にザマ無し。
細田衆院議長は「きょうのことは安倍総理に話します」と、ご愛想の振り撒き。
元防衛副大臣に至っては「マザームーン」と教祖の奥方へ絶叫して見せたり。
観ている方が、情けなくなるような振舞いだった。
岸田首相は、第二次岸田内閣の組閣にあたり、
閣僚の任命には「旧統一教会との関係を見直す人」のみとする、と。
更に、副大臣や政務官の任命に当たっても、同様の考えだと強調。
ところが、今朝の新聞を見ると、１３人ほどが「係わりのある人」らしい。
戦後の政治史上『サイテーの岸田内閣』に、なり兼ねないかと心配だ。
