安倍元首相の銃撃殺害事件は、誰もが大きなショックを受けた。
だが、安倍さんと旧統一教会との関係が、色々と報道されるに従って、
その後の受け止め方は、若干、変わりつつあるようにも思われる。
安倍さんが旧統一教会の広告塔となっていた事実を知らされたことだ。
現在は世界平和統一家庭連合と名称変更しているが、あの世間を騒がせた、
霊感商法や合同結婚式のカルト宗教の集団であることには違いない。
安倍さんは、その関連団体へ祝辞のメッセージを送っていたのである。
銃撃犯の山上徹也は、旧統一教会に恨み抱き、その標的に安倍さんを狙ったという。
元々、安倍さんには、森友や加計問題、桜を見る会など疑惑が付きまとっていた。
それに旧統一教会まで絡んでくると、安倍さんのダーティな品格を見せられたような気分だ。
話しは飛ぶが、私は籠池さんの心中を想像しみた。
籠池さんは、安倍晋三に傾倒し、教育勅語を教える小学校の設立に奔走した。
財務省も安倍さんへの忖度から籠池さんのために、国有地を大安売りしてくれた。
この間、近畿財務局の職員は公文書改ざんで自殺にまで追い込まれたりした。
そんなこんなだったが、結果的には籠池夫妻は刑事被告人となったのである。
今回の安倍さんの遭難は、籠池さんからすれば「因果応報」と言えなくもない。
