日曜の楽しみは、NHK杯囲碁トーナメントのテレビ観戦。
ほぼ、欠かさず観てきている。
画面に勝率や次の予想手が出るようになったのも、何かと参考になる。
勝率は画面中央上部に、バー形式でパーセント表示される。
AI次の予想手は、画面左上に、3つの候補が示される。
序盤での勝率バーは、ほぼ50%付近で揺れ動く。
これが、中盤や終盤になると一手で、大きく傾き90%対10%になったり。
しかし、そんな大差でも解説者によると「コミがかり程度の差」だそうな。
AIが如何に、シビヤな計算が可能かを示すもの。
AIが示す次の予想手も、大変参考になる。
むかし定石で「そこへ打ったら叱られそうな手」でも、AIが予想手に示すことがある。
昔からの膨大な定石の累積の上に、新しいアルゴリズムが仕込まれているのだろう。
私も碁を打つから、AIを参考にしたい。
序盤は、特に、定石には拘らずAIならどう打つかと考えてみること。
中盤以降は、ほぼ決まったような石運びの局面でも、即断はせず、
3手ほど次の一手を考えてから打つこと。
こうして、少しでも棋力向上に結び付ければと願っている。