九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

こわいをしって へいわがわかった

2022年06月23日 | 日記

 きょうは沖縄慰霊の日。

 戦没者追悼式で『平和の詩』の朗読があり、テレビ中継された。

 多くの応募者から選ばれたのは、小学2年の徳元穂菜さん。

 以下、

 全文を、そのまま紹介したい。

 なお、読み易くするため漢字かな交じりとした。

                    

   美術館へお出かけ

 おじぃちゃんやおばぁちゃんも一緒に

 みんなでお出かけ うれしいな

 こわくて悲しい絵があった

 たくさんの人たちが死んでいた

 小さな赤ちゃんやお母さん

 風車やちょうちょの絵もあったけど

 とても悲しい絵があった

 お母さんが 77年前のオキナワの絵だといった

 本当にあったことなのだ

 たくさんの人たちが死んでいて ガイコツもあった

 わたしと同じ年の子どもが 悲しそうにみている

 こわいよー 悲しいよー かわいそうだよー

 戦争の反対はなに 平和 平和ってなに

 急にこわくなって お母さんに くっついた

 あたたかくて ホッとした

 これが 平和なのかな

 お姉ちゃんと ケンカした

 お母さんは 二人の話しを きいてくれた

 そして 仲直り

 これが 平和なのかな

 戦争がこわいから 平和をつかみたい

 ずーっと ポケットに入れて 持っておく

 ぜったい落とさないように 失くさないように

 忘れないように

 こわいをしって 平和がわかった 

コメント (2)
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