九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

マルクスの資本論

2021年01月05日 | 書籍

 NHK・Eテレに『100分de名著』という番組がある。

 1月の放送内容は“カール・マルクス資本論”だ。

 大方の人が、その内容は知らなくても、このタイトルはご存じであろう。

 コロナ禍の家ごもりには格好の暇つぶしだから、テキストを買って拝聴することに決めた。

 私も若い頃、マルクスにかぶれ資本論を手にしたことがあった。

 当時は難解で理解できないまま、剰余価値説などを解ったような顔をしたものだった。

 今回は折角の機会だから、録画して勉強したいと思っている。

                    

 日本ではマルクス経済学が流行した時代があった。

 戦前戦後の左翼系の人々はマルクスに傾倒し、大学教授や学生にも信奉者は多かった。

 それが、ソ連崩壊が引き金となってサッパリだ。

 ロシアでは市場価格が自由化され、共産党独裁の中国でもマルクス経済学とは無縁である。

                    

 コロナ禍で世界中の経済が大きく落ち込んでいる。

 SDGsの貧困解消や気候変動など、世界が当面する課題も多い。

 アフターコロナとマルクス経済学の組み合わせが、何らかのヒントをもたらすかもしれない。

コメント (2)
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