九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

寝正月とテレビ初詣

2021年01月01日 | 日記

 明けましておめでとうございます。

【我が家の玄関】

 今年の元旦は、いかがでしたか。

 大晦日に聞いたコロナ感染のニュースを引きづって、寝正月を決め込みました。

 この日は新規感染者数が全国で4,520人、東京都は1,337人だったとか。

 これまでの最多記録をあっさり抜いて、いよいよ第三波の爆発だとする向きもありショックだ。

 テレビを点けると、全国の初詣風景が中継されていたが、何処もコロナで寂しいものだった。

                    ■

 むかし、転勤族で東京に職場があった頃、私の初詣は明治神宮で決まりだった。

 その頃の記憶が懐かしい。

 地下鉄を降り、大鳥居まで来ると混雑は始まっていた。

 参道では参拝の人々に押されながら、前へ前へで拝殿までたどり着く。

 あまりの人出だから賽銭箱では間に合わず、天幕で囲われた区画へ賽銭を投げ込む。

 ところどころに警官が立ち「立ち止まらないで下さい。ご利益は変わりませんから」と促され、

 後から続く人々に押されて、そのまま出口の方へ流された。

                    ■

 コロナ禍の今日では、以前のような光景はあり得ない。

 ソーシャルディスタンシングで参拝客は立ち位置まで一定の距離を守ることになる。

 お札などを売るのもアクリル板で遮蔽され、お金はトレイでのやり取りだ。

 早く、かってのような初詣が出来るよう願いながらテレビ中継に見入った。

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