九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

囲碁名人戦第1局 まず井山挑戦者が1勝。

2020年08月26日 | 日記

 第45期囲碁名人戦、第1局。

 午前9時から、黒番:芝野名人の封じ手で2日目の戦いが始まる。

 封じ手は大方の予想通り、白の連絡を許さない一線の下がり(9のA)。

 序盤から白番・井山挑戦者が陣地でリードしてきたため、

 相手の連絡を絶って白を大きく攻める必要があり、当然の一手であった。

【最終局面:黒(10のR)275手で終局】

 中盤以降、劣勢の黒番:芝野名人は白の大石を一眼にして、大きなコウに持ち込む。

 井山はコウに負けると白の大石が取られるので、止む無くコウを解消。

 芝野名人はコウの代償として右下隅を大きく確定地にした。

 その後は、互いに必死のヨセあいで終局。

 結果は白番:井山挑戦者の1目半勝ちとなった。

 

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