九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

春暖遅々

2018年02月18日 | 日記
 節分、立春が過ぎたのに、相変わらず底冷えの日々が続く。
 空き地に、ふと目をやると、スイセンが咲いており、思わず足を留めた。

 スイセンをめぐる伝説を思い出し、事典を引いた。
                  □
 スイセンは、文学にあらわれた花の中で最も古いものの一つ。
 ギリシャの伝説に現れ、ホメロスの詩にも、
 「春とともに生命がよみがえる宗教的な象徴」と書かれている。

 スイセンはギリシャでは、ナルキッソスと呼ばれる。
 ギリシャ神話の美少年ナルキッソス伝説の由来から、この名が付いた。
                  □
 きょうは、二十四節気の雨水、雪が雨に変わり雪解けが始まる頃。
 七十二候では、土のしょう潤い起こる、とある。
 春暖は遅々だが、
 スイセンの花から、生命がよみがえる季節の足取りを感じた。
   


 
 
コメント
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