九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

初夢は‘一富士 二鷹 三茄子’

2018年01月03日 | 日記
 〈NHKテレビ『ブラタモリ』から〉

 『初夢見立』浮世絵に描かれた‘一富士 二鷹 三茄子’。
                    ■ 
 江戸市民は天下人の徳川家康にあやかり、
 家康の好みを縁起の良いものとしたのが始まり。
 やがて、この言葉が全国に広まった。
                    ■

 家康の言葉を記録した古文書の中に、
 「一に高きは富士の山、次に足高山、その次は初茄子の価貴し」とあり、
 つまりは、高いもののベスト3である。
 本来なら‘一富士’‘二足高’‘三茄子’か?
                    ■
 それが、家康は鷹狩りを特に好んだことから‘足高山’が‘鷹’に転じたらしい。
 又、茄子も家康の大好物であったという。

 静岡・三保地方で現在も収穫される‘折戸ナス’。
 江戸時代は、他の産地より早く獲れ、初物として出回り珍重された。 

 家康は、この茄子の初物を500個も献上させた。
 貴重なうえ美味なことから、当時の値段は5個で1両だったとか。
 今の価格に換算すると、約10万円だという。
    
       
   
 
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