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九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

いのこ(亥子)

2022年11月06日 | 日記

 陰暦10月の最初の亥の日に行われる習俗で、

 新暦では11月の今日(11月6日)が、その日に当たるという。

 今朝のラジオで聴いた。

 それにつられて、私の子どもの頃の「いのこ」を思い出した。

                    

 小学生時代は、宮崎県の地方で過ごした。

 いのこ(亥子)の日が来ると、

 子供らは、夜になると「いのこ、いのこ」と叫びながら、

 集落の家々の土間で、藁束や石で地面を叩いて回った。

 当時の家屋は、どこの家でも土間があり、入口から裏口へ抜る造りだった。

 子供らにとっては、御褒美にもらう亥子餅や飴玉が目当てであった。

                    

 いのこ(亥子)で地面を叩くのは、モグラを追い払い五穀豊穣のため。

 亥子餅は、小豆やゴマでついた餅で無病息災を願うため。

 この日を境に、コタツ開きをする目安ともされたようだ。

 イノシシは多産系だから、子宝に恵まれるという縁起もあった。

                    

 今では、家の構造で土間のある家などは無い。

 少子化で子供の数も、めっきり減った。

 いのこ(亥子)の日の習俗を懐かしむばかりである。

 


芝野、囲碁名人を奪還

2022年11月05日 | 日記

 第37期囲碁名人戦はフルセットの7戦目を勝ち、芝野虎丸九段が奪還した。

 これで、囲碁の三大タイトルは、棋聖=一力、名人=芝野、本因坊=井山。

 井山の三大タイトル独占時代から、三者による並立の時代へ。

【終局図】

 白番の芝野九段が上辺から中央に延びる黒石を全滅、仕留めた。

 なお、序盤から黒にリードを許していた白が、必殺の一手を繰り出した局面。

 赤い矢印の一手が、その始まり。

赤い矢印

 白石を2個並べる愚形のような攻めの一手が剛腕・必殺の手となった。


マイナ・ポイントをゲット!

2022年11月03日 | 日記

 私は、マイナンバーカードに関しては既に取得済み。

 今回は「健康保険証として」及び「公金受取口座の登録」をすれば、

 マイナ・ポイント(計1万5千円分)が貰えるとあって、

 一昨日、市役所へ出掛けた。

 受付窓口には先客が5~6人ほどいたが、比較的短時間で済んだ。

 用意して行ったのは、マイナカードのほか、銀行口座番号、キャッシュレスカード、

 マイナカード取得時に登録しておいた暗証番号。

【ゆめカード】

 処理は受付担当者が画面操作でやってくれるので、

 私は、担当者の指示に従い「暗証番号」の入力と聞かれた事を確認するだけ。

 なお、キャシュレスカードとしては、近所のスーパーで使う「ゆめカード」とした。

 処理を終え帰り際、

 担当者から「ニ三日後に、カード残高をチェックしてみて下さい」と。

 昨夕、試しにスーパーでキャシュレスカードの残高をチェックしてみた。

 何と1万5千円分だけ残高が増えていて、ポイント=現金だった。

 円安、物価高で悩ましい昨今だが、素早い処理は有り難い。


熊本市長選は期日前投票で

2022年11月01日 | 日記

 熊本市長選(11月13日投票日)は期日前投票で済ませた。

 きょう(午前中)市の胸部検診車の巡回が大江公民館前広場へ、

 合わせて、大江公民館が期日前投票の会場でもあったから。

 つまり、一石二鳥となった。

                    

 熊本市長選の立候補者は3氏(現職と無所属2人)

 投票用紙は記号式ではなく、自書式であった。

 エンピツで丁寧に候補者の氏名を書いて投票箱へ。

                    

 このところ各種選挙における低投票率の傾向が続いている。

 今回の熊本市長選も低い投票率かと推察される。

 私の前後に期日前投票に来た者は皆無だった。

 投票率は、おそらく30数パーセントかも?


山際経済再生相、辞任

2022年10月25日 | 日記

 山際大志朗経済再生相が辞任した。

 ニュースを聞いて「やっと辞めたか」、

 「遅きに失した」との受け止めが、大方の見方のようだ。

 【山際経済再生相】

 山際氏と旧統一教会との接点について、氏の発言を振り返ってみる。

 当初は、記憶と記録を上手く使い分けて何とか逃げ切れる、としていた。

 記憶に関しては「おぼつか無い」とか「定かでない」が常套句で、

 「記憶にない」となる。

 記録に関しては「一年を区切りに整理するから残っていない」。

 マスコミなどから映像などの事実を示され、これを追認するハメになり。

 こんな事を繰り返し、国会で「覚えていないのか」と問われて、

 「今後も新しい事実が出て来る可能性もある」と自ら予言までする始末。

 ここに至っては、完全にアウトとなった。

                    

 今朝の天声人語から、マクベスのセリフを引く。

 「人生はたかが歩く影、哀れな役者だ」。

 山際氏は衆院神奈川18区の選出とか。

 同区の選挙民らは、なに想うであろう?


山際氏は閣僚辞任を!

2022年10月22日 | 日記

 山際経済再生相と旧統一教会との接点に関して書く。

 山際氏の往生際の悪さには、呆れるばかりだ。

 カルトのトップ・韓鶴子総裁と2018年の会合に参加し、

 「ご一緒したこと以外記憶にない」と述べてきた。

 それも、はじめは「記録がない」としてきたが、証拠写真が出てきて認めたもの。

 今回は、2019年の

 写真が出てきて、「一寸、おぼつか無いが」と前置きし、

 「意見交換後、誘われて撮影したのでは?」と述べた。

 「覚えておらず、事務所にも記録が残っていない」と、相変わらずの釈明である。

 さすがに、自民党内からも「完全にアウトだ」との声も聞こえ始めた。

                    

 国会議員として、山際氏の物覚えの悪さには驚くばかりだ。

 症状としては、もう完全な痴呆症である。

 こんな人が経済再生担当大臣とは、この国の行く先が心配だ。

 早々に退任して貰いたい。


キンモクセイ

2022年10月15日 | 日記

 あちこちから、キンモクセイの便りを聞くが、

 わが庭では、今年はダメかと思っていた。

 樹齢も30数年だから、芳香は諦めかけていた。

 ところが、今日、出掛けにふと気付くと、黄色い花弁を付けている。

 季節の移ろいは、正確で確実だと感じ入った次第でもある。

                     

 歳時記(平凡社)からキンモクセイを引く。

 モクセイの 香のおとろえに 老いの坂

 私は後期高齢者、自分の歳と重ね合わせて、

 キンモクセイの老いた芳香を愉しませてもらっている。


再び細田衆院議長殿

2022年10月07日 | 日記

 細田衆院議長から旧統一教会との接点についての説明があった。

 A4版のペーパーで2枚。

 しかも、衆院議運の筆頭幹事らへの説明で、報道機関への対応は無し。

 これが三権の長である細田氏とは、余りにも情けない。

 伊吹元衆院議長も「細田さん、国会でしっかり述べて」と進言されたようだ。

 “統一教会”関連団体のイベントに参加して、

 「ご盛会誠におめでとうございます。

 会の内容を安倍首相に早速ご報告したいと考えております」とか、

 韓鶴子総裁の提唱によって実現した

 国際指導者会議は大変意義が深い」とか。

 度が過ぎるリップサービスか、どう見ても完全な広告塔である。

                    

 多額の献金(それも韓国への送金)を強いる団体に賛同とは。

 自民党清和会(安倍派)の会長である細田氏にして、この振舞いとは驚き。

 安倍派が提唱してきた「戦後レジュームからの脱却」とか、

 美しい日本を取り戻す」とは、完全な裏切りである。

                    

 細田氏は、これで一件落着のつもりらしい。

 前回の説明文と一言一句おなじで、

 「今後、社会的に問題があると指摘されるような団体とは、

 関係を持たないよう適切に対応してまいりたい」と。

 細田氏に、三権の長の品格を求めるのは無理なようである。


山際大志郎殿(追伸)

2022年10月04日 | 日記

 朝刊の投稿“川柳”に、

 お笑いに転向したら山際さんという句を拝見した。

 山際経済再生相の旧統一教会との接点をめぐる対応を、

 ひねった読者からの投稿である。

 この先生は、旧統一教会との接点について、

 マスコミから指摘され証拠を示されてから、記憶が甦る特質なお方のようだ。

 昨日の閣議後会見でも、

 「指摘された写真をみて教団トップ(韓総裁)にお会いした」と述べた。

 どうやら、認知機能に障害を抱えておられるとみて間違いない。

 昔は、こんな症状の人を『健忘症』とか云った。

                    

 『健忘症』を広辞苑から引く。

 記憶が著しく障害される症状とあり、

 以前に見聞きしたことを記憶できず、すぐに忘れてしまう、前進性健忘。

 ある時から遡って過去の記憶を失くすもので、逆行性健忘とある。

                    

 昨日から国会が始まった。

 日本経済は円安と物価高で難局を迎え、こんな経済再生相では心もとない。

 この際、山際氏には自ら進んで辞職されるよう望みたい。

 そして、ご自身の脳について精密検診を受けられては?


プーチン、国盗りトリセツ

2022年10月02日 | 日記

 プーチンがウクライナ4州をロシア領へ併合する文書に署名した。

 ルハンシク、ドネツク、サポリージャ、ヘルソンを侵攻して占領。

 住民投票という手で、ロシア領土とする国盗りトリセツである。

 こんな蛮行が、国連常任理事国であるロシアに許される筈もない。

 グレーテス事務総長は「国連憲章の原則および国際法違反」と厳しく批判した。

                    

 ロシアを非難する国連安保理は、例の通り、ロシアの拒否権、

 中国、インド、ブラジルの棄権で、決議できなかった。

 習近平にすれば、プーチンの国盗りトリセツが、台湾統一への参考例かも?

 モディは、ロシアの武器を買い原油輸入のためには、国際的制裁に背を向け?

 ブラジルのボルソナーロは、右派の強権政治に熱を入れ?

 これでは、世界は弱肉強食へ向かっているとも言えそうだ。

                    

 今回のプーチンのトリセツと「似て非なる」日本の残念な歴史もあった。

 関東軍の支那事変と満州国の建国。

 そして、国際連盟からの脱退などなど。

 太平洋戦争で敗北するまでの苦い十数年の歴史である。

                    

 何としても、ウクライナの領土奪還を成功させねばならない。

 この戦いは、長い苦しいものだと思われる。

 十年以上も続くかも知れない。

 国際社会は、ウクライナを支援し続けねばならない。