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九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

細田博之衆院議長殿

2022年09月30日 | 日記

【細田衆院議長】

 貴殿が旧統一教会との接点を説明されたメモを、テレビで拝見した。

 A4判の一枚、これまで報じられてきた内容を略記したもの。

 文末は「社会的に問題のある団体とは、関係を持たないよう適切に対応してゆく」と、

 しておられるが、記者会見も無く、これで一件落着のつもりらしい。

                    

 我が国の学校教育では、国会は「国権の最高機関」と教えてきた。

 その国権の最高機関の長である衆院議長が、

 韓国発、文鮮明教祖の宗教団体の関連会合で祝辞を述べたり、

 日韓トンネル推進の顧問へ就任したり、

 ある意味で、売国奴のような振舞いをいとわない御仁でもあったとは。

                    

 一刻も早く、衆院議長を辞めてください。

 できらば、国会議員も辞めて欲しい。

   


国葬で博士号

2022年09月27日 | 日記

 日本中で唯一人、国葬で博士号を持つ人(М氏)が居られるそうな。

 新聞記事で知った。

 М氏は高校の社会科教諭を務められており、母校の大学院で近現代史を研究され、

 国葬をテーマに考察した論文がパスして、見事に博士号を取得されたという。

                    

 国葬に関しては、旧憲法下では「国葬令」によってが、戦後は廃止された。

 戦後、吉田茂氏の国葬が執り行われたが、これは閣議決定によったもの。

 吉田茂氏のサンフランシスコ講和によって日本の独立回復の功績が顕彰された。

 その後、佐藤栄作氏の場合も、国葬が検討された。

 佐藤政権の在任期間の長さや非核三原則でのノーベル平和賞などが考慮されたが、

 最終的には、国葬ではなく国民葬とされた。

                    

 М氏は、これらの先例や考察から、

 今後の国葬に関して「先例を照らし合わせれば、今後、この国では該当する人物は出ない?

 もし、戦争に巻き込まれ勝利した首相とか出ない限りは?」と結ばれている。

【日本武道館】

 ところが、本日(9月27日)安倍晋三氏の国葬が執り行われた。

 М氏の博士論文は、岸田政権には全く通じなかったのである。

 


“国葬”国会論戦

2022年09月08日 | 日記

 安倍元首相の国葬をめぐる国会のテレビ中継を観る。

 衆参両院の議運で開催され、答弁者は岸田首相と松野官房長官の二人。

 質問に立つのは、各党から1人づつであった。

 論議の模様からすると、国葬に賛成は自民党、日本維新の会、国民民主党。

 反対は共産党、立憲民主党は国葬への出欠について態度を保留とした。

 いづれにしろ、来る27日には国技館で国葬が行われることになる。

                    

 安倍元首相の国葬をめぐって、何故、世論は過半数が反対しているのか?

 それは、安倍氏と旧統一教会との絡みが、ハッキリしていないからである。

 私達は、安倍氏のかっての言葉を知っている。

 「戦後レジュームからの脱却」とか。

 「美しい日本を取り戻す」とか。

 「こんな人達に任せられない」とか。

 これらは、保守本流を自認する安倍氏の信念だと理解していた。

                    

 ところが、旧統一教会の関連団体へ祝福のビデオメッセージを送っていたことが判明。

 安倍氏に韓国の文鮮明を教祖とするカルト集団との関連が、垣間見えたことだ。

 これでは、安倍氏の保守本流としての矜持は、どこへやら。

 こんな安倍氏に、8年8カ月もの長期にわたり国政を任せていたのか?

 自民党は旧統一教会との関係を断ち切るというなら、

 生前の安倍氏の旧統一教会関連団体との関係も総括して欲しいものである。

 それを避けては、安倍氏の国葬に疑問を持つ国民は、多いはずだ。


大臣対応マニュアル

2022年09月03日 | 日記

 霞が関では、どこの省庁でも「大臣対応マニュアル」があるらしい。

 大臣の出張に随行したり、お供するときの対応をメモしたようなもの。

 某新聞で、経産省の『大臣出張時などの注意点』なるものが報じられた。

 その内容は、大臣の出張などにお供するときの対応を説明するもの。

 「車中での対応」、「お土産購入ロジ」、「ぶら下がり会見での対応」、

 「帰宅時(駅構内)での対応」という4項目からなる。

                    

 例えば、出張先での大臣は、多量のお土産を購入するから荷物持ち人員を、

 多目に配置しておく、とか。

 生もののケースもあるから、保冷剤なども必須だ、とか。

 又、大臣の帰宅時(駅構内)は、新幹線に乗る前に夕食購入があるから、

 「弁当購入部隊とサラダ購入部隊の二手に分かれて対応」とあり、

 発車時刻の20~30分前には駅に到着していること等をアドバイスしている。

                    

 これでは、関係する職員は全く茶坊主の如し。

 昔からよく聞く「すまじきものは宮仕え」とも言えそう。

 国家公務員の上級職試験に合格した若きエリート諸君に、ご同情を申し上げる。 


二百十日とビール

2022年09月01日 | 日記

 きょう(9月1日)カレンダーを見ると『二百十日』。

 立春から数えて、二百十日目に当たる。

 この前後になると、大風が吹く厄日とされるのは、江戸時代から。

 歳時記(平凡社)を引くと、

  帆襖や 二百二十日の 沖っ凪

 小百姓の あはれ灯して 厄日かな

                    

 それはさておき、二百二十日とくれば、夏目漱石の『二百十日』を想いうかべる。

 漱石が五高(熊本)の教師をしていた時、

 空模様のあやしい阿蘇山へ、友人と登山した物語りが筋である。

 登山前夜の栃木温泉で宿をとったとき、

 「ビールはござりませんが、恵比寿ならございます」という、

 宿のお手伝いのセリフが出てくる。

                    

 漱石が阿蘇山へ登ったのは、明治32年ごろ。

 一方、恵比寿ビールを日本麦酒醸造会社が東京の恵比寿で始めたのは、明治23頃。

【エビスビール】

 恵比寿は山手線の恵比寿駅が由来だそうで、当時は貨物の専用駅だった。

 駅名が、そのままビールの商品名になった珍しいケースでもあった。

                    

 当時の物流を想像すると、ビールは意外と早く全国まで広がったもの。

 東京で造られたビールが、熊本の地方の旅館でも飲めたのであった。

 そんなこんなで、きょうの晩酌は恵比寿ビールに決めた。

 


山際大志郎の弁明

2022年08月30日 | 日記

 旧統一教会との関係が取り沙汰される自民党議員の中でも、

 山際大志郎氏ほど、

 その弁明がデタラメで際立つ御仁は、他に居そうにない。

                    

 例えば、旧統一教会の関連団体がネパールで会合を開いたとき、

 山際氏も、その集会に参加していた。

 このことについて聞かれ「資料が残っていないから云々」とか言葉を濁していた。

 海外まで出かけておいて、記憶が曖昧とは信じ難い。

 ところが、あとでビデオが出て来ると「そうであるなら、その通りかも」と弁明。

 要するに「マスコミが報じているのだから、その通りかも」となるのである。

                    

 山際氏は「一つの国会が終わると、全て資料も含めリセットして次の国会へ」だそうな。

 彼にとっての国会とは、マージャンの様なものらしい。

 イーチャン終わって、はいガラガラポンとなるのである。

 山際氏は自民党安倍派で、岸田内閣の経済安定相に留任している。

 安倍元首相のかっての言葉「こんな人達には任せられない」は、どうした。

 岸田首相も、旧統一教会との関係をきっちりした者のみ閣僚に任ずる筈だった。

                    

 こんな山際氏の弁明に対し、某テレビのコメンティターは、

 「先生に夏休みの宿題はやったのか、と問われ

 やってなかった現実から、やらなかったのは自然だ、

 と言っているようなもの」と皮肉っていた。


安倍元首相の国葬

2022年08月25日 | 日記

 9月27日、安倍元首相の国葬が執り行われる。

 ここへきて世論は、国葬反対が過半数を占めるとも報じられている。

 ネット上でも、国葬中止を求める署名集めが始まった。

 一方、自民元幹事長の二階氏は「国葬は当たり前。やらないのはバカ」とも。

 以下、私見を記してみたい。

【凶弾に仆れる直前の安倍元首相】

 安倍元首相の言葉を思い出してみる。

 「美しい日本を取り戻す」とか、

 「こんな人達に国は任せられない」とか。

                    

 安倍氏の言う「美しい日本を取り戻す」とは、どんな事だったのか?

 まさか、韓国の文鮮明(教祖)夫妻を“お父母様”とする神の国へか?

 世界平和統一とか怪しげなカルト集団へ、祝福のビデオメッセージを送っていた。

 それも誰にもバレないよう秘密裡に。

 又、安倍氏の周りには、旧統一教会の関連団体の集まりに参加し、

 「きょうの事は安倍さんにも報告します」とお祝いを述べる細田衆院議長や、

 教祖の奥方を「マザームーン」と絶叫してみせる山本元防衛副大臣などがいた。

                    

 以上のような事実関係が知れると、

 安倍元首相の言う「美しい日本を取り戻す」とは、怪しげなものに見えてくる。

 しかも、細田氏や山本氏ら、とんでもない連中に、この国を任せてきたのも悔やまれる。

                    

 これでは、二階氏の言う「やらないのはバカ」ではなく「やるのはバカ」だ。

 安倍元首相は『サクラを見る会』が大好きだった。

 大勢の支持者(特に山口県の関係者)を招いて盛大にやった。

 来春まで国葬は待って、サクラの下での樹木葬なら、国民は大賛成かも? 


萩生田光一 殿

2022年08月19日 | 日記

 自民党政調会長の萩生田光一殿へ。

 あなたは文科大臣や経産大臣として、国政の重責を担って来られました。

 国民のための、これまでのお仕事ぶりは御立派だと思います。

 だが、今回の旧統一教会に関する貴方の説明には落胆させられた。

 【萩生田政調会長】

 当初は「声を掛けられて協会関連のチャリティーに参加しました」とか、

 「支持者の要請に応えたものだが、承知の上でお付き合いしているものではない」とか。

 そして「今後は、しっかり確認するよう心掛けていく」とも。

 だが、衆院選前の6月に、関連する八王子教会を訪問していた事実が判明。

 これまでの説明が、徐々に変わってきました。

                   

 昨日の記者会見では「今後は関係を断ち切るのか?」と質問されると、

 小考しながら「今後については適切な対応をしていきたい」と。

 要するに、旧統一教会との決別は曖昧なままでした。

 自民党安倍派の連中は、旧統一教会とは切れないようである。

 その事は、安倍氏のビデオテープが彼らの関連集会で放映されたことで証明済み。

                   

 加藤厚労大臣は、旧統一教会との決別宣言をした。

 これをしない萩生田政調会長には、この際、議員辞職を願いたい。

 カルト集団の広告塔を演じる国会議員では、この国の行く末が危うい。   


八月十五日

2022年08月15日 | 日記

 きょうは、終戦77年目の「八月十五日」。

 テレビ中継された全国戦没者追悼式を観ながら、正午の時報に合わせて黙とう。

 高村光太郎の詩に『終戦』というのがあった。

 以下、引用する。

                  

 すっかりきれいにアトリエが焼けて、私は奥州花巻に来た

 そこであのラジオを聴いた。

 私は端座して、ふるえていた。

 日本はついに赤裸となり、人心は落ちて底をついた。

 占領軍に飢餓を救われ、

 わずかに亡滅を免れている。

 その時天皇はみづから進んで、

 われ現人神にあらずと説かれた。

 (以下、略)

                  

 「欲しがりません勝つまでは」とか「一億総玉砕」とか。

 それまでの全てが、あの「八月十五日」で一変した。

 光太郎は、詩の最後を

 いま悠々たる無一物に、私は荒涼の美を満喫する

 と締め括っている。

 


パソコン de トラブル

2022年08月14日 | 日記

 パソコンをやっていると、思わぬトラブルに出会ったりする。

 中古品なので取説などの解説書は無いから、トラブル解消は試行錯誤のみだ。

 今回のトラブルは初めてだったから、メモすることにした。

 私のパソコンは、WINDOWS10の中古品。

 立ち上げるときは、先ず電源ボタンを押す。

 初期画面となり適宜クリックすると、〔サインイン〕要求画面となる。

 そこへ“パスワード”を入力して立ち上がる。

 後は、プロバイダーへの接続を済ませて、閲覧やメールがオーケーとなる。

                    

 ところが、一昨日のトラブルは、兎に角、大変だった。

 〔サインイン〕画面までは良いのだが、“パスワード”を入れた途端、

 画面が【真っ黒】になり、全く先へ進めないのであった。

 電源を落として再試行してみたが、何度やっても結果は同じ。

 “パスワード”入力要求画面までは進むのだが、

 “パスワード”を入力した途端に画面が【真っ黒】になり、全くお手上げ状態。

                    

 どうすればいいのか分からないまま、パソコンをいじくり回した。

 そのうち、〔サインイン〕画面のとき、右下に電源アイコンがあるのに気付いた。

 “パスワード”を入れる前に、そのアイコンに触れてみた。

 すると、〔再起動〕という表示が出ている。

 そこをクリックすると、パソコンは再起動を始めたらしかった。

 こうして再起動後の〔サインイン〕画面に“パスワード”と入れてみる。

 今度は、画面は【真っ黒】にならず、いつもの正常な画面となったのである。

                    

 この間、半日ほどパソコンにかじりついて、四苦八苦した。

 トラブルは解消されたが、原因は何だったのか?さっぱり分からず仕舞い。

 とにかく、パソコンのトラブル解消には試行錯誤あるのみ。

 ソフトは壊れる心配が無いので、いじくり回すに限ると知った次第であった。