広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

感謝すること

2013年08月08日 | 私の支えの言葉
学校に付き添いに行くときには
ほとんど先生方に謝りに行くようなもので

「いつもすみません」
「ご迷惑おかけしております」

そんな言葉ばかり言って、1学期の間は
胃のあたりがきゅっとするような毎日でした。

私は週に数日働いているので、
そのときにはさすがに先生からの電話もかかってこないし
(帰宅後に留守電に入っていることはありますが…)

ほっと出来るというか、
「迷惑なことをする子の母親」という立場から
離れることができます。

気持ちの切り替えができるというか、
少し離れた立場で考える時間を作れるというか。

そういえば前に
「えじそんくらぶ」というADHDについてのNPOがやっていた
ストレスマネジメント講座というものに出たことがあります。

ADHDの子を持つ親はどうしても
ストレスがかかった状態になることが多いので

どうやったらそれを乗り越えられるか、
というような内容だったと思います。

具体的には、
「自分のための時間を持ちましょう」とか
「自分にとってのごほうびを見つけましょう」などがありました。

子どもが寝た後にゆっくりと好きなお茶を飲む、
好きな映画やドラマを見る時間を作るとか…。

最近はインターネットで何でもできるので、
騒ぐ子どもを連れてお買い物に行くのが難しくても
スイーツのお取り寄せもできるし

映画館は無理!レンタルビデオ屋さんも難しい…ってときでも
ネットで手続きすればすぐに好きな映画が見られるし。


自分を良い状態にしてくれるものを
なるべくたくさん持つことは助けになりますね。

息子のことがあってから、仕事を続けるか悩んだりもしましたが、
私にとっては、よい気分転換になっているのだと思います。


ここで少し
聖書の言葉をご紹介します。

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いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって
神があなたがたに望んでおられることです。

Ⅰテサロニケ5:16~18

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どんなことにも、感謝しなさい。

言葉を変えると、
どんな時にも感謝できることは見つかる。
そういうことかもしれません。



私は息子が発達障害と診断されてから、
それまでは知り得なかった思いを色々と経験することになりました。

それまで行ったことのなかった病院に行き、
心身ともに様々な障害を抱えておられるお子さんや
その親御さんに接する機会ができました。

また、そのような病院で働いているお医者さん・看護婦さん。

そのほか、
学校の支援員さんという存在も知りました。

昔よりは、知識だけでなく、
いろんな方の気持ちや志に気づくことができるように
なったのではないかなと思います。

一つ一つ、
この状況の中でも感謝できることを
探していきたいと思っています。



えじそんくらぶの話に戻りますが、
その時に印象に残ったのが、

「すみません」「申し訳ありません」
と言う事が多いかもしれませんが、

代わりに
「ありがとうございます」を使うといいですよ。

という言葉でした。

たしかに、
「ご迷惑おかけしてすみません」

よりも

「ご配慮いただいてありがとうございます」

のほうが、

私も気持ちが楽になります。

いつでも代えられるわけではないですが、
できるときは、

周囲にしてもらえていることや、
感謝できることを探す。

それも、良いストレス対処法ですね。

聖書の言葉には、
「え~!そんなことできない!」と思うようなことも出てきますが、

神様を信頼してやってみた時に

結果的には
私たちの人生に何か良い変化が生まれるのだなと感じます。


どんなことにも感謝。

そうなりたいなあ、と思います。