幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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失ったのは“ささやかな希望”

2023年04月07日 23時56分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、NPO埼玉ネットの野口理事長にお会いしました。
新年度が始まったということで、今年度の各種のイベントなどについての打ち合わせなどをさせていただいたのですが、
その時に、「これからの塾の在り方」などについても、いろいろとお話をさせていただきました。
(私もたまには真面目な話もするんですよ(笑))

その時に、いろんな話をさせていただきましたが、
コロナを経て何が変わったかという話をしたときに、
「ささやかな希望を失ったのでは…」
そんな話をしたのを覚えています。


(写真はイメージです)

コロナの前までは、頑張ることで、努力することで希望が持てた。
もちろん高度経済成長期の希望のカタチとは違うかもしれないけれど、
それでも、ささやかな希望は持つことができた。
でもコロナ禍の不自由なあるいは不便な生活を通して、
そういった”ささやかな希望”さえ失われていったのではないか、
そんな話だったように思います。

コロナ禍では、今まで当たり前だと思っていたものが、
ことごとく崩れていったのも確かです。
そういった中で、どこか頑張ることの意味を見出せなくなっていった、
ささやかな希望さえも持つことに意味を見出せなくなっていった、
もしかしたら、そんな”あきらめ”のようなものが広がっていったのかもしれません。

子供たちはとても敏感です。
そういう雰囲気を察して、頑張ることの意味、希望を持つことの意味を
もしかしたら大人以上に失っていったのかもしれない、
今の子供たちを見ていると、私はふと時々そんなふうにも思います。

でも、そんな時代だからこそ、
頑張ること、ささやかだけれでも希望を持つこと、
その意味を改めて問うことが必要なのではないかなと思います。
それはもしかしたら容易なことではないかもしれません。
高度経済成長期のように、誰もが見ることのできる目標や指標もありません。
そんな中で、ただ「勉強を頑張れ」というだけでなく、
「その頑張りの先に何があるのか」を生徒の皆さんと一緒に考えていく、
そんなことが必要なのではないかな、そんなふうに思いました。

(写真はイメージです)

野口先生、昼のひと時をありがとうございました。
お昼にいただいたお蕎麦、とっておいしかったです。
ありがとうございました。


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