幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

え? 今から入試問題を解くの?!②

2018年05月07日 23時34分57秒 | 幸彩学習塾の取り組み
昨日のブログでも紹介いたしましたが、当塾の3年生を対象にした理社国授業では、入試問題を利用したチェックテストを行っています。

その1つ目の目的は、塾の授業は入試問題に直結しているので、塾での授業を復習してもらえれば、しっかりと入試問題も解けるようになるということを知ってもらうためです。

そして、入試問題に今からチャレンジしてもらうのには、実はもう1つ理由があります。
それは入試問題の実像をしっかりとつかんでもらうことです。

入試問題といっても、まだ実際に解いたことのない皆さんは、良くも悪くもその本当の姿を知りません。それがゆえに「たぶん、何とかなるだろう」と思ってしまったり、逆に「どうしよう、心配だ」と異常なまでに心配したり、そんなことになっているようにも思います。

どちらに触れても勉強をして前へ一歩進もうという気にはなれなくなってしまいいます。

だからこそ、今から入試問題の本当の姿を見てもらい、実際の問題を見て、正確な入試問題の姿を知り、それを踏まえて学習を進めていってほしいと思っています。そして、それを実践するために入試問題を使ったチェックテストを作っています。



過去問を解くというと、直前になってから最後の仕上げとして解くという考えの人も多いと思います。しかし、直前になって初めて見たときに、自分が想像していたレベルや傾向と大きく違っていたら、そこから修正を図っていくのはなかなか難しいと思います。

しかし、今から入試問題に触れておけば、「こんな問題が出るんだ」「このくらいのレベルなんだ」と入試問題を正確に知ることができます。それを積み重ねていけば、徐々に学習方法なども修正していくことができると思います。

もちろんだからといって、入試問題をむやみやたらにやっても、上手くできなくて自信を無くすこともあると思います。だからこそ、塾のほうですでにやった内容を厳選して出題することが大切になってくるのだと思います。

物事の選択をしていくときに一番大切なのは、しっかりとした情報をつかみ取ることだといわれています。少ない情報の中では視野が狭くなり、本当に良い選択ができないと思います。それは入試問題に関しても同じで、何となく人伝いに聞いただけの内容で入試問題を考えてしまうと、いろんな意味で後から修正が必要になってきてしまうと思います。だからこそ、今から入試問題を解き、その実像に触れることで、入試問題を正確に知り、それに対して正確な対応ができるようになっていくとのだと思います。

英語や数学は、3年次の最後のほうまで学習をしないと入試問題を解くのは難しいのですが、理社は分野ごとに独立しているので、今からでも入試問題を解くことができます。そのために、当面は理社を中心に入試問題を活用したチェックテストを実施していくことになると思います。また、理科や社会は、3教科に比べて入試に向けた学習がややもすると出遅れがちな教科なので、この2教科の入試問題を先に学習することにも意味があると思います。

皆さんがあと297日後に入試を迎えたときに、落ち着いて問題に取り組めること、それを目標にチェックテストを実施していきたいと思います。
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