幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

伸び悩む時期

2016年08月28日 21時40分07秒 | 日記・エッセイ・コラム
当地区は今日で夏休みが終了、明日から2学期が始まります。
皆さん、夏休みの宿題は…大丈夫ですよね?

さて、そんな2学期を前に今日はUPテストがありました。おそらく数学が難しいと感じた人が多かったと思います。それもそのはず、UPテストは今年から「学校選択問題」、つまりは、不動岡や越谷北、春日部や浦和など、上位校が導入する“難しい問題”に対応した問題になっているからです。

よって、今までの過去問や北辰テストなどよりも出だしから難しかったはず。でも、そういう理由もあるので、今回は点数はあまり気にしないで大丈夫です。

でも、不動岡や越北以上を狙う人は、このレベルが解けないといけないのも事実。入試まであと180日あまりですが、逆に今からこのレベルの問題に触れられれば、対策が立てやすいのも事実です。
そして、そのレベルの学校を受験しない人も、今回のような問題が解けるようになれば、本番は楽勝ということがいえます。

だからこそ、昨日までのサマスペでも言ったとおり、しっかりと復習をして解きなおしをして、「これが解ければ大丈夫!」と思えるように学習を積み重ねて欲しいと思います。

とは言っても難しい問題が多かったと思いますので、良く分からないところがあったら、遠慮せずに聞きにきてくださいね!

さて、そういう理由で数学は難しかったと思いますが、他の教科はどうでしたか?
うまくいった教科もあれば、なかなか得点ができなかった教科もあったと思います。
「夏休み、けっこう勉強したのに…」と落ち込んでいる人も、もしかしたらいるかもしれません。

でもね、心配は不要です。誰にでも伸び悩む時期はあります。

開智未来高校の関根校長先生は、伸び悩みについてこうおっしゃっています。
「それまで成績が伸びていた『知の枠組み(フレームワーク、スキーマ)』や『学習の仕方』が
限界となり、かえって成績を伸ばすことを抑える負の要因になっているから」です。
ですから、伸び悩みを乗り越えるには新しい「知の枠組」や「学習の仕方」を獲得することが
必要です。そして、そのためにはある一定程度の時間と勉強量(つまり伸び悩んでいる時間)が必要です。
「伸び悩みの時期の乗り越え方について」 http://www.kaichimirai.ed.jp/muyxvpglx-162/#_162 内のpdfファイルより

私も同感です。

「一生懸命にやってきたのになぜ?」と思うかもしれませんが、新しく始めた勉強がまだ形を作っている最中だと考えればよいのではないかと思います。

花が咲くときも、種をまいて花が咲くまでに時間が必要です。
氷が解けて水になる時には、グラフに水平な部分が現れてきます。

種をまいたからすぐに花が咲くわけではないし、氷もある瞬間にパッと水になるわけではありません。何事もそれなりの時間がかかるということです。

でも、あんなにやったのにと思うと、焦ってしまうのも事実だと思います。そんな皆さんに、関根校長先生はこんなアドバイスを送っています。

・それでも勉強をし続けること
・教わるだけの勉強から、自分で解くという勉強に変えること
・基礎を徹底すること
・「伸びよう」と固くなりすぎないこと
・「〇×△法」などを用いながら、1冊のテキストを完璧にすること
上記pdfを要約

これについても同感です。
特に「伸びよう」と思いすぎて肩に力が入ったり、「伸びなかったらどうしよう」と心配をしすぎてしまうと、かえってその通りになってしまうという話も聞いたことがあります。
「やるだけのことはやった」と、フッとリラックスしたときに、スッと伸びるという話もきいたことがあります。

人間のサガとしては「やった分だけ伸びて欲しい」と思うものですが、仮にそうはいかなくても、あきらめずにやり続けることが何よりも大切です。難しいことかもしれませんが、勉強を「楽しみながらやるようになる」と、きっとスッと成果も出てくるのではないかなと思います。

夏休みが終わると、北辰テスト埼葛テストとテストが続きます。どちらのテストも、これからの進路を決める上での目安となるテストです。でも、無駄に方に力が入れないで、「やれるだけのことはやった!」という気持ちを持って、テストに向かっていって欲しいと思います。

さあ、明日からいよいよ2学期が始まります!
受験生の皆さんも、そうでない人も、充実した2学期にしていきましょう!
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