幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

次代を見据えた志望校を選ぶ ~第1回保護者会を実施・2

2017年07月03日 19時28分59秒 | 幸彩学習塾の取り組み
去る6/18に実施した本年度・第1回目の保護者会のご報告の第2弾です。今回は第2部の内容についての報告です。

第2部は幸彩学習塾代表の根岸より、2020年の大学入試改革をふまえた志望校選びのポイントについて、お話をさせていただきました。



現中学3年生は、実に大変な中で大学受験を迎えることになります。
大学センター試験の廃止、それに変わる共通テストの導入、高校基礎学力テストの導入、推薦・AO入試の改廃、英語の民間試験による代替え案など、今までの価値観が大きく変わるような制度設計の変更がなされます。しかし、具体的なところになるとまだ混沌としていて内容が見えてこないところもあります。

また必要とされる力も「主体性」「思考力・判断力・表現力」「協同学習」など、言葉としては上がってきていますが、それをどのように測るのかについては、まだまだ混沌として見えてきていないように思います。

現在の中学3年生の皆さんで大学受験を目指す人は、そういう意味では、まだ全くといっていいほど見えないモノに立ち向かっていく必要があることになります。そういったときに、生徒の皆さんを導く力のある学校、それがこれからの学校選びで重要な点になってくるのではないかと思います。



まだまだ混沌として分からないことが多い状況です。
しかし、そういった状況であっても次代の入試について情報を集め、先を読み、それなりにでも対策を練ってくる学校と、全てが判明してからそれに対応する学校とでは、その差は歴然としてくるのではないかと思います。

特に今回の大学入試は、いままでの価値観とは大きく違う入試になるといえます。それゆえに、今から準備をしている高校と、決まってから動きだす高校との差は、かなり大きくなるだろうと思います。



もうひとつ大きく変わることに、推薦・AO入試の改廃があります。
今まで大学進学実績の多くを推薦・AO入試に頼ってきた高校が多くあるのも事実です。推薦・AO入試が一般入試の形に近づいていったときに、こういった学校が今までどおり進学実績を残していけるのかどうか、この点も注目しなくてはならない点だと思います。

実力をしっかりとつけて大学に進学させていった高校と、推薦・AOなどの入試を中心にしてきた高校では、新しい入試では差が開いてくるようにも感じます。その点も注目して行く必要がありそうです。



いま高校の学校説明会を聞きにいくと、実にいろいろなワードが飛び交っています。
学び合い、アクティブラーニング、IB、ICT、タブレット授業…いままでには聞いたことがないような、実にいろんなワードに出くわすことと思います。



そういった様々なワードや取り組みをしっかりと見極めたうえで志望校を決めていく、そういうことがいまの中学3年生の皆さんは、特に大切な学年になるだろう、そんなことをお話しをしました。

第1部を担当された渡邉先生からいただいたレジュメの中に「高校入試は情報と判断」という言葉がありました。まさにそのとおりだと思います。これから始まる様々なフェアなどで、しっかりと各学校の特長を知り、3年間で自分をしっかりと成長させてくれる高校を選んでいって欲しい、そんなお話しをさせていただきました。

↓当日は普段から仲良くさせていただいている木下先生と大村先生にもお越しいただきました。ありがとうございました。


===================
保護者会に関するご報告は以上です。
次回は9月に「保護者会兼入試情報分析セミナー」として開催させていただく予定です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

幸彩学習塾の取り組み」カテゴリの最新記事