幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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埼葛テストってなあに? 2016年度版

2016年06月06日 22時47分57秒 | 受験・学校
最近、このブログの検索ワードを見ていると、昨年に書いた「埼葛テストってなに?」へのアクセスが増えてきたように思います。6/15に第1回目のテストがありますので、気になっている皆さんも多いようなので、今回は2016年版として紹介をしたいと思います。

このテストには3つのポイントがあります。
1つ目は、埼玉県の公立入試と同じ形式で行われるということ
2つ目は、進路指導に使われる大切なテストだということ
ここまでは昨年と同じですので、ここまでについては昨年の記事をご参照いただけたらと思います。

そして、今年新たに加わるの3つ目は、
私立高校との相談に使用できることです。

皆さんもすでにご存知だと思いますが、埼玉県の私立高校は受験の前に「個別相談」をしておくことが必須になっています。この個別相談であらかじめ見通しを聞いておかないと、試験当日での合格もなかなか難しい、そういう制度を埼玉県は採っています。

その個別相談に使用される指標として、今までは北辰テストやUPテスト、そして通知表が使われていたのですがここに新たに「埼葛テスト」が加わるということになります。

埼葛テスト自体は、いわゆる通知表の成績には含めないところが多いと思いますが、進路を決める上では、とても重要なテストですので、手を抜かずしっかりと学習を進めておく必要があります。

また埼葛テストは校長会テストという種類のもので、該当する地区の公立中学3年生全員が受験対象になるテストです。ゆえに会場テストと違って全員が強制的?に受験させられることから、その結果出てくる成績も一番信頼性があるとも言われます。

ゆえに、私立高校もおそらく今年度から多くの学校でこの公的テストの結果も相談の資料としてみるようになってくるのではないかと思います。

ただ、埼葛テスト自体は年に3回しかないため、現実的には北辰テストなどと組み合わせての相談になるのではないかと思います。そのあたりは、これから始まる各学校の説明会などでしっかりと確認しておく必要があると思います。

いずれにせよ、全員が受験する埼葛テストが私立高校との相談で使用できるようになるとすれば、皆さんにとってはチャンスが広がるのは事実だと思います。また、会場テストには5,000円近い費用がかかりますが、埼葛テストと組み合わせることで、その費用を削減することもできるようになってくるのではないかと思います。

これからの私立高校の個別相談などで、このあたりをしっかりと聞きながら、どのテストを受験して私立高校との相談に臨むのか、作戦会議をしておく必要もありそうですね。
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