幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

勝つために、あえて今負ける

2020年01月04日 11時23分29秒 | 日記・エッセイ・コラム
栃木県私立入試まであと2日となりました。
当塾からは本年度初の受験の日を迎えます。緊張をしているような人もいれば、そうでもない人もいたりと、人それぞれですが、それぞれの力を発揮して、合格を勝ち取ってきて欲しいと思います。

冬休みは過去問を中心に受験生の皆さんの指導をしましたが、そのときに感じたことがいくつかあります。それは、負けを恐れてしまう生徒さんが多いということです。



過去問をやってみると、初めは全然点数が取れなくて自信を失ってしまうという人もいるように思います。
一種の敗北感のようなものを味わう人も多くいると思います。
でも、この『負け』は、皆さんを成長させるためには必要な負けだと思います。
逆を言えば、ここで負けたからこそ、本番で勝てるチャンスを手に入れたともいえると思います。

『負けない』という言葉には2つの意味があると思います。
1つは、「負けても立ち上がる」という意味。
そして、もう1つは「はじめから勝負しない」という意味です。

もし負けることを恐れて、後者の意味での負けないを続けてきた人は、きっと本番で負けてしまうことになるような気がします。なぜなら、本当の意味での勝負をしたことがないからです。

しかし、勝負をしては負け、また挑んでも負けて…と負けを繰り返しても、本当の意味での勝負で負けを繰り返してきた人は、本番ではきっと勝てると思います。なぜなら、負けを繰り返すなかで、自分の課題や弱点を克服してきたからです。

「自信が無い」と勝負を後回しにする。
「できないから」と言って、問題に挑戦していかない。
これらは勝負をしないがゆえに、負けることもありません。
でも、いつかくる本当の勝負の時に、きちんとした勝負ができるとも思えません。



負けるならば、「今」です
今はまだ本番ではありません。
だからこそ、大いに負けても大丈夫。ここからいくらでも取り戻せます。
「勝つために、あえて今負ける」そういう心構えをこれから入試を迎える人は、ぜひ持ってほしいと思います。

栃木県私立の入試が終われば、次は埼玉・東京の私立入試と続きます。
合格することはもちろんですが、過去問をしっかりと解くことで、「真の勝者」になっていってほしいと思います。
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