「いろは歌」に仕組まれたメッセージ「揉めて往ねよぬほ」の「ぬ」は万葉仮名や
最古の「いろは」の表記例から私は「奴」をあてたが、西暦57年邪馬台国に先んじ
後漢朝に貢使して金印を授与された国が「奴国(なこく)」であった。
奴国は福岡平野を中心に君臨した古代王国であるが、『三国志・魏志・東夷伝・倭
人条』には帯方郡を出発して倭に至る道程が記されている。
それによると帯方東南海上を航行し朝鮮半島南端の . . . 本文を読む
五段書きされた「いろは歌」の沓から「揉めて往ねよ奴ほ」と読み取ることが出来
たが、問題は「ぬほ」。私はこれまでの謎解きから「伏見稲荷縁起」で語られる
「餅(出雲)を的にして矢を射た(滅ぼした)」秦氏を「ぬほ」と名指していると
思うが、「ぬ」とは何かを考えてみたい。
まず「ぬ」の漢字表記を調べてみた。
現在最古の「いろは」(承歴本「金光明最勝王教恩義」)には「ぬ」の<大字>
を「奴」 . . . 本文を読む
五段書きした「いろは歌」からはたくさんのメッセージが読み取れました。
1、村上氏の発見による絵文字「上」に収まる「やまのうへおくら」
2、草野が気づいた
「へとちりぬ」→「へ とちりぬ」
「もめてゐねよぬほ」→「揉めて往ねよ奴穂」
「ひゆえやまうつかりに」→「比喩絵<やま>うっかりに」
「比喩絵<やま>討つ雁に」
「たれそつねよか . . . 本文を読む
字母歌「いろは」の七段書きの沓の部分には「咎なくて死す」という暗号が仕組ま
れているという説は江戸時代から知られているが、五段書きした「いろは」の沓の
部分にも「揉めて往ねよ奴(ぬ)穂」というメッセージが込められていると気づい
た私は、この五段書きの「いろは」の中に、もっと意味を込めた文節が隠されてい
るかもしれないと考えて注意深く点検をはじめた。
最初に気が付いたのが、「やまのうえおくら」 . . . 本文を読む
字母の一字、一音を用いて歌の形式に意味のある詞をつくる字母歌。古来和歌、短
歌、俳句、川柳などを育み愛好してきた日本人であるが、字母歌として後世に伝え
られているのは「いろは」「あめつち」「たゐに」と呼ばれる三つのみである。
これまで「たゐに」と「あめつち」に仕組まれた暗号の解読を試みてきたが、最後
に「いろは」を取り上げました。
字母歌暗号説が唱えられたのは江戸時代で七段書きされた「いろは」の . . . 本文を読む