西域のホータンで発祥したと考えられている兜跋毘沙門天像の宝冠と同系の冠帽をなぜか
紀州の熊野速玉神社の祭神熊野速玉大神、松江市の成相寺が所蔵する男神像、元出雲大社
境内社十王堂の神像群が被っていました。紀州の熊野神ももともとは出雲の意宇郡に鎮座
する熊野大社の神霊で紀州へ移住した人びとが奉祭したものと考えられています。
兜跋形冠帽といい、出雲の山持遺跡から発掘された板絵の女性像が敦煌の莫高窟17 . . . 本文を読む
1月12日にNHKBSプレミアムでタレントの壇蜜さんがネパールのチベット仏教や
ヒンドゥ教の寺院を訪ねる番組『死とエロスと旅』をみました。この番組の映像中ほんの
一瞬でしたが寺院の入り口に大きな牛の伏した像がありしかもお尻が参拝者に向いていた
のです。
昨年の10月~11月のブログに記したホータンの古名・瞿薩旦那国(梵語のゴースタナ
=牛の国)の瞿摩帝(梵語のゴーマティ=牛の糞=清浄なもの)の名残 . . . 本文を読む