ブログ 古代からの暗号

「万葉集」秋の七草に隠された日本のルーツを辿る

謎解き詠花鳥和歌 藤と雲雀(ひばり)ー34 小倉山と鹿⑲

2013-10-27 10:19:47 | 日本文化・文学・歴史
前回のブログで紹介しました<ヒシ>という語は隼人の言葉で<隠れ岩・海の中で岩が水 面に見え隠れする礁>を指すものでしたが、全国の八幡神社の総社である宇佐八幡宮の上 下二つの宮のうち、上宮をかつては菱形宮と呼称し菟狭国造家の祖を葬った古墳の上に建 っているとする宇佐家の口伝がありました。  <口伝>とは口伝えに伝えるの意で①奥儀を師から弟子に口頭で教えを授けること。秘 伝の書物をも言います。<ヒシ> . . . 本文を読む
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謎解き詠花鳥和歌 藤と雲雀(ひばり)ー33 小倉山と鹿⑱

2013-10-13 08:48:15 | 日本文化・文学・歴史
安曇磯良は九州の玄界灘に舟を漕ぎだし縦横に活躍した海人族・安曇氏の祖でありながら 現代の歴史や民俗学の評価は低く「正史には登場しない一地方神で玄海の海底に眠りをむ さぼり、その顔きわめて醜怪で、三韓出兵で神功皇后の軍隊の水先案内を務めるべく浮き 上がった謂わば精霊であり、まだ神に昇格する以前の低級なものであったが、大和朝廷に 服属した子孫の貢献あるいは画策によって精霊の地位から神にまで、あるいは海 . . . 本文を読む
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