ブログ 古代からの暗号

「万葉集」秋の七草に隠された日本のルーツを辿る

謎解き詠花鳥和歌 藤と雲雀(ひばり)ー20 小倉山と鹿⑤

2012-12-09 09:08:38 | 日本文化・文学・歴史
宇治山の僧・喜撰の作<わが庵は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人はいふなり>は 小倉百人一首にも採られているので、あまり和歌に関心のない方でも口ずさむ事のできる 数少ない歌ではないでしょうか。ところが彼は古今集の仮名序に六歌仙のひとりとして名 があがりながら本名も出自も経歴も定かでない謎の人物なのです。 この歌の歌意は<しかぞ住む>を<然ぞ住む>とすると  私の庵は都の東南の(喜撰山)。そこに住 . . . 本文を読む
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