奈良県明日香村島の庄にある石舞台古墳は飛鳥時代を代表する方形墳であり、蘇我馬子の墓であると伝承されているが九州の古代日向の中心地・西都市三財にある常心塚古墳や鬼の窟古墳は共に7世紀前半に築造された飛鳥と同一型式の方形墳であるという。21世紀の現代では様々な交通手段があり、インターネットやスマホ等誰でも使える通信手段や動画など世界中の動向を知る事が出来るが、7世紀頃の奈良と日向間は距離的に遠隔地と . . . 本文を読む
九州の宮崎県は記紀によると日本を生み出した神々の降臨の地・日向国である。しかしながら、21世紀の現代人にとっては天孫降臨やワニの姿で子を産む話など現実にはあり得ない物語の世界なので歴史学者の対象とはならないらしく、古代日向に関する情報は少ない。幸いに宮崎県出身の考古学者・日高正晴(1922年〜2009年)氏の著書『古代日向の国』(NHKブックス)に出会い様々な情報を得る事が出来た。
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宮津の籠神社に秘蔵されていた海部氏勘注系図によると大己貴命の妃や娘の婚姻相手がすべて火明命の係累であったことから、出雲は火明軍団によって滅ぼされたものと推量している。平安時代初期に書かれたらしい『先代旧事本紀』には古代の物部氏の伝承が語られており、天下りして来た火明軍団の構成メンバーが記述されており、天香語山命(尾張連等祖)以下32名の防護の人、物部造等の祖天津麻良等五部の人5名、鳥見物部等天物 . . . 本文を読む
私がこのブログを始めるキッカケとなったのは万葉集中の山上憶良詠・秋の七草歌「萩の花 尾花 葛花撫子の花 女郎花 藤袴 朝顔の花」の七種の花は奈良時代に秋津島(日本国が誕生するまでの日本列島の呼称)に住まう人々の民族の出自を花の名前に仮託して詠んだ暗号歌であろうと気づき、以来その謎解きを30年続けてきた。最近の謎解きに登場している火明命(尾張氏海部氏の祖。饒速日命とも言う)は秋の七草中の<尾花>に . . . 本文を読む
古代において大和と日本海を繋いだのは琵琶湖の水運。その中で大変繁栄した息長氏がおり、応神天皇の母である神功皇后の父方の出自も息長一族であった。しかし天皇家へ皇妃を出す家柄であるにも係わらず息長氏族の実体を知る事ができない。唯一彼らの祖を祭る山津照神社から彼らの祖先神が<国常立神>であり神宝は鈴鏡である事を知った。 山津照神社の祭神と神宝が同じ組み合わせの神社を探すと、尾張一宮である真清田神社であ . . . 本文を読む