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・・・・天皇 ・・・師 ・・・地蔵尊
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侯爵花山院親家 建立
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小鹽山 十輪寺
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花山法皇 西国巡礼 最初
草分観世音
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十輪寺と謡曲「小塩」
都の人が大原野へ花見に行くと、平安朝時代に美的生活を送った在原業平が仮の姿であらわれ、歌を映じたり舞を舞ったりかつての優雅さをしのび、夜の開けると共に消え失せるというのが謡曲「小塩」の骨子ですが、この十輪寺は小塩山と号し、業平とはゆかりの深いところで、本堂背後の地に業平塔があり閑居の地と伝え、また彼が難波(大阪)から潮水を汲みよせて塩を焼いたという塩窯の跡や潮溜池などがあり、毎年5月28日には業平忌が営まれている。
なお業平は平安初期の歌人で在中将といい阿保親王の第5子(825~880)情熱的で「伊勢物語」のヒーローといわれている人 謡曲史跡保存会
業平卿旧蹟墳墓地
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腹帯地蔵尊
草分観世音
十輪寺 通称 なりひら寺
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十輪寺
小塩山と号する天台宗延暦寺派の寺院で花山院家菩提寺である。
平安時代の六歌仙の一人で、「伊勢物語」でも知られる在平業平が晩年隠棲したと伝えられ、なりひら寺とも呼ばれる。
寺伝によれば、嘉祥3年(850)、文徳天皇の后・染殿皇后の安産祈願のために、父の藤原良房が比叡山の恵亮和尚を開山に請じて創建したものと伝えられている。以後、勅願所、加持秘法修練道場として栄えたが、応仁の兵火より堂宇は焼亡し、江戸時代の寛文年間(1661~73)に、公卿の藤原定好により再興され、更に藤原常雅により堂宇が整備され、現在に至っている。
鳳輦形という珍しい屋根をした本堂には、皇后の安産祈願に霊験があったといわれる本尊の地蔵菩薩(腹帯地蔵)や、花山天皇が西国巡礼の際に背負っていたと伝えられる11面観音(禅衣観音)を安置している。
また、本堂の裏山には、業平の墓と伝えられる宝篋印塔や業平が塩を焼いて、その煙にかつての恋人・二条后(藤原高子)への思いを託したといわれる塩かまの跡がある。毎年5月28日の業平忌と11月23日の塩がま清祭には、三味線に似た三弦を用いた三弦法要が営まれる。 京都市
華麗な恋の遍歴にうき身をやつした平安時代の歌人。墓参りの8割は女性で、それも若い女性の縁結び祈願が多いとのこと。寺伝によると業平は近くに住む母、伊登内親王を慰めるため、難波から海水を運ばせ塩を焼いた。生涯の恋人、二条后(藤原高子)が大原野神社に参拝した時も、その紫の煙に切ない思いをこめたという。業平が生涯不遇だったのも、藤原氏のためだった。
花山法皇が西国三十三所霊場の再興を発願し、巡礼の時、背負われた草分観音(十一面観音)を安置し、法皇の御手判も寺宝となっています。
近年、黒田正夕画伯による業平ゆかりの襖絵が完成した。
2013年5月28日には泉浩洋住職(82)が三弦を奏でながら般若心経を唱えた。
ホタルブクロ が花を咲かせていました
平成28年6月6日 撮影
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