上棟の日の午前中
本日は、建前(たてまえ)、上棟の予定です。
わざわざ、会社を休みました。
天気は曇りです。
雨は今のところ降っていません。
よかった。
08:00 起床
08:10 Nさんから電話。今日の予定の確認。昨日お願いした修正事項の対応策の提示あり。
08:45 娘を幼稚園に送りに行く。
おぉ、早くもあんなに作業が進んでいる!
北側から見た敷地には、既に柱が林立しています。
既に建前がだいぶ進んでいるようです。
いの一番どころか、ぬの8番??くらいまで進んでいる?
09:00 娘を幼稚園に送り、急いで現場へ向かう。
現場には、この小さな路地にはあり得ないくらい大きなレッカーが来ていました。
うなりを上げて、木材を揚重しています。
1階の柱が全て建てられ、桁をかけているところでした。
げんのう(大きな木のとんかち)で叩いて、仕口を組み合わせていきます。
小槌の音が、トーン!トーン!と鳴り響きます。
総勢、9名の大工さんと、レッカー操作の人が来ています。
全員が、自分の仕事をモクモクとこなしていきます。
素晴らしいチームワークです。
木版に描かれた大工さんの設計図です。
2階床伏せと、ロフト階床伏せです。
金物です。
現在の在来木軸後方では、金物を併用して組み立てていきます。
これは、「羽子板ボルト」と呼ばれる金物です。柱から、梁がすっぽ抜けないように固定します。
レッカーの大きさはハンパじゃないです。
よくもこんな路地に入ってきたものです。
アームが電線にぎりぎりです。
2階にまとめて梁を上げます。
レッカーが入ってこれないと、これらを全て、人力で行うことになります。
順番に桁が架けられて行きます。
架けた桁の細部を調整しています。
げんのうで、ひっぱたきます。
聞くと、手刻みではなく、機械によるプレカットだと、げんのうでこんなに叩かなくても、スポッと入るらしいです。
10:00 あんまり面白いので、上の娘を呼び寄せる。
あれよあれよという間に、どんどん組みあがっていきます。
見ているのが楽しいので、学校がたまたま、休みだったおこちゃま現場監理員1号(上の娘)を呼び寄せます。
彼女も楽しく監理します。
時として、現場での材の修正が必要になります。
要は、コウバで間違って刻んできた部分が、実際現場で組付かない、といことが起こってしまいます。
現場で刻み直します。
棟梁が墨つけします。
大工さんが刻みます。
だいぶ建ち上がってきました。
2階床梁が入り、2階の柱が建てられました。
10:30 デジカメ電池切れのため一旦帰宅。充電。しばしカメラなしで現場見学。
11:30 カメラ取りに戻る。また、現場へ。
2階桁がかかり、母屋まできています。早いなぁ。
2階床梁を架けはじめます。
各人が各人の仕事をてきぱきと進めるさまは、見ていて壮観です。
羽子板ボルトを取り付けるための細工をしています。
現場でのホゾ穴位置の修正作業が続きます。
棟梁みずから、ノミを手に刻みます。
そんな緊張感さえただよう現場での、現場加工のおこぼれを使って作った、おこちゃま監理員1号の作品。
のろいの人形みたいです・・・(^^ゞ
他に、積み木したり、ドミノしたり、上棟を見学する以外の楽しみを見つけて、路上で遊んでいます。
11:50 ここで、一旦昼休み。
小屋束が建ってきました。
わたし達も一旦帰宅し、昼飯。
冷麦を食べます。横になって、上棟式での、建て主挨拶を考えていたら、寝てしまいました。
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