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KONASUKEの部屋

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モンクチビルテントウ(死骸?)250209

2025年03月14日 | コウチュウ目
モンクチビルテントウ。
頭部・胸部がカビているように見え、死骸かも知れません。
ケヤキの樹皮下で見つけました。

本種は移入種で、1998年に沖縄で記録されて以来、急速に分布を広げているとのこと。

ヨツボシテントウに似ていますが、二対の黒紋は大きくて横長。

ヨツボシテントウ。
二対の黒紋は縦長。

旧名:
モンマダラテントウ
分類:
コウチュウ目カブトムシ亜目テントウムシ上科テントウムシ科テントウムシ亜科
体長:
2.3~3.5mm
分布:
本州、四国(高知県)、九州、南西諸島
平地~?
成虫の見られる時期:
4~11月
成虫で冬越し
エサ:
幼虫・成虫・・・アブラムシ
その他:
上翅は赤褐色で、会合部は黒色で中央付近が太い。
二対の黒紋を持ち、大きくて横長。
(ヨツボシテントウでは縦長。)
上翅の黒い縁取りは、会合部の近くに見られるのみで狭い。
(ヨツボシテントウでは上翅は黒く縁どられる。)
♂の頭部は黄色で、♀は黒色。
(ヨツボシテントウは白色)
前胸背は黒色で、側縁は黄白色。
全身に白色の毛が密生する。
腹面は大半が黒色。
(ヨツボシテントウは赤~赤褐色)
中脚腿節は、腹部外縁側と同じく濃赤褐色。
(ヨツボシテントウは黒褐色で、腹部の色より黒い)
1998年に沖縄で記録され、急速に分布を広げている移入種。
公園、森林などで見られる。
ケヤキの樹皮下などで越冬する。
幼虫は上から見ると扁平で、俵型をしている。
アブラムシなどの体液を吸う。
吸った体液を吐き出し、また吸うを繰り返すという謎の習性が観察されている。
アブラムシのコロニーにアリが居ても、幼虫は無視されている。
前蛹から二日ほどで蛹化、さらに四日ほどで羽化する。
羽化してもしばらくは殻から出てこない。
参考:
テントウムシハンドブック(文一総合出版)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
虫ナビ
はなもく散歩
ムシミル
もみのゆるっと自由研究な日々
SAYABANE
そよ風のなかでPart2
岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
千葉県立中央博物館
ご近所の小さな生き物たち
南予生物研究会
新開孝の昆虫手帖
東京23区内の虫2
みんなの農業広場
昆虫綱Insecta
スモールズー
東京昆虫館
J-GLOBAL
おおさか環農水研
春夏秋冬の昆虫写真館

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (kazuyoo60)
2025-03-15 06:30:04
モンクチビルテントウ、名前も知らなかったです。知らないことの方が多いのは承知です。
返信する
kazuyooさんへ (KONASUKE)
2025-03-15 14:52:36
コメントありがとうございます。
まだ新参者ですから(笑)
KONASUKEもまだまだ知らない種が多くてワクワクします。
返信する

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