KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

イヨヒメバチ230708

2023年07月18日 | ハチ目
イヨヒメバチ。 小楯板と触角の真ん中付近だけ黄白色で、他は全身ほぼ真っ黒。 顔面の複眼の内側に、細い黄白色のラインがあります。 冒頭の画像は、翅を畳んだ瞬間のようで、翅の両端がブレているようです。 次に撮った画像には、それらしきものが写っていません。 まぁ、これはブレブレですが、腹が翅からはみ出ているとか、翅の模様とかではなさそうです。 類似種は脚に何らかの白紋があったり、腹の先が黄白色紋が . . . 本文を読む
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トガリハチガタハバチ230617

2023年06月22日 | ハチ目
トガリハチガタハバチ。 「ビオトープ天神の里」で撮影。 この一枚を撮っただけで、逃げられてしまいました。 かなり暗い状況で撮ったので、その時には何者か分からず。 プレビュー画面でみた時も、ムモンホソアシナガバチかと思っていました。 色味がとても良く似ていたので。 しかし、パソコンの画面で見ると、何か違和感。 腰が細くない。 これはハバチなど太腰亜目の何かではないか? そこで調べ直し、トガリハチガ . . . 本文を読む
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ウツギヒメハナバチ230528

2023年06月05日 | ハチ目
ウツギヒメハナバチ。 動き回る上に、撮影時は強風が吹いていて、ブレブレ写真です。 _| ̄|○ ウツギの花も終わりだし、来年への宿題かなぁ? ①後脚:花粉を付けているのは♀ ②♀の頭部:角張る ③第2~4腹節後縁:明瞭な白色毛の横帯 分類: ハチ目 細腰亜目ハナバチ上科ヒメハナバチ科 体長: ♂10~11mm ♀12~13mm 分布: 本州、四国、九州 垂直分布? 成虫の見られる時期: 5~6 . . . 本文を読む
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シロスジヒゲナガハナバチ♂230528

2023年06月04日 | ハチ目
シロスジヒゲナガハナバチ。 アザミで夢中で吸蜜中です。 触角が長いので、♂ですね。 これまでにも、何度かヒゲナガハナバチ類の撮影に挑戦してきましたが。 動き回って上手く撮れません。 今回、ようやく、種の特定に必要な翅脈が撮れたので、とりあえずアップ。 水色でなぞった翅脈が2個なので、シロスジヒゲナガハナバチ。 これが3個なら、ニッポンヒゲナガハナバチ。 色彩は個体差があるので、同定には使 . . . 本文を読む
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フタモンアシナガバチ女王バチ230510

2023年05月14日 | ハチ目
フタモンアシナガバチ。 第2腹節の背板には、二つの黄色斑があります。 (和名の由来。) 近縁種との区別ですが。 トガリフタモンアシナガバチは、北海道に生息し、本州では秋田県のみで記録があるとのことで、茨城県には居ませんね。 ♀の大アゴが全体に黒く、前胸背後縁の黄条が前方で途切れず、前胸背板前縁の黄条とつながるそうです。 又、♂の頭楯前縁は鋭く尖るそうです。 これらの特徴について、大アゴの色が逆 . . . 本文を読む
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オナガキバチ♀230505

2023年05月13日 | ハチ目
オナガキバチの♀。 体はほとんど黒色で、♀は太く長い産卵管が目立ちます。 これでスギやヒノキなど多くの樹木の、主に衰弱木、枯死木、伐採木の幹に産卵します。 ♀の脚は基部を除いて橙黄色。 ♂は当然ですが産卵科が無く、脚はほとんど黒色です。 ちょっと気になったのが、ネット上で「産卵管の基半は黄色」とあること。 この画像では翅に隠れて見えないからかと思ったんですが。 ネット上の画像でも、そのような特 . . . 本文を読む
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ウマノオバチ230505

2023年05月09日 | ハチ目
ウマノオバチの♀。 産卵管は実に体長の6倍もあります。 シロスジカミキリの幼虫に寄生するとされ、そのシロスジカミキリをめっきり見なくなった昨今、ウマノオバチも滅多にお目にかかれません。 もっとも、シロスジカミキリの幼虫に寄生するのではなく、ミヤマカミキリの蛹に寄生するのだとの指摘もあるようです。 それなら、日本一の栗の産地である旧岩間地区で、もっと広範に見られても良い気がするのですが? ミヤ . . . 本文を読む
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ナラメリンゴタマバチ虫こぶ230505

2023年05月08日 | ハチ目
ナラメリンゴフシ(楢芽林檎五倍子)。 ナラメリンゴタマバチの虫こぶです。 本来、コナラの葉が出る所に、リンゴ状の虫こぶが出来ます。 まぁ、美味しそうではない(笑) 何と言うか、冷蔵庫の隅っこで乾燥した、スッカスカのヤツな(笑) 分類: ハチ目タマバチ上科タマバチ科 体長: 両性世代2mm程度、単性世代4mm程度? 分布: 北海道、本州、四国、九州 垂直分布? 成虫の見られる時期: 両性世代5~ . . . 本文を読む
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ハエヤドリアシブトコバチ230502

2023年05月07日 | ハチ目
ハエヤドリアシブトコバチ。 葉裏でじっとしています。 最初、いつものキアシブトコバチかとも思ったんだけど。 何となく違和感。 帰宅後、拡大してみると? もっと脚が黄色くなかったか? キアシブトコバチは、前・中脚脛節の上面、後脛節の上面が黄色いと思われるので、ハエヤドリアシブトコバチとしました。 コマユバチアシブトコバチとは、小楯板の形状が違うように思われます。 ただ、ハエヤドリアシブトコバチ . . . 本文を読む
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ミノオキイロヒラタヒメバチ

2023年04月26日 | ハチ目
ミノオヒラタヒメバチ。 黄色いボディに黒い斑紋のあるヒメバチ。 成虫越冬とのことなので、越冬個体でしょうか? グルーミング中。 分類: ハチ目ハチ亜目ヒメバチ上科ヒメバチ科ヒラタヒメバチ亜科 体長: 9~15mm 分布: 本州、四国、九州 垂直分布 成虫の見られる時期: 4~10月 成虫で冬越し エサ: 成虫・・・昆虫 幼虫・・・チョウやガの幼虫に寄生する その他: 鮮やかな黄色い体に、黒い斑 . . . 本文を読む
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アジサイハバチ?幼虫220523

2022年11月13日 | ハチ目
アジサイハバチ?の幼虫。 アジサイについていたので、アジサイハバチとしましたが。 確証はありません。 アジサイハバチ属は、日本に7種(9種?)いるそうです。 頭側と尾側にそれぞれ一ヶ所、不透明な筋になっている部分があります。 これは、頭がどっちか分からなくする迷彩でしょうか?(笑) 時に、ぶら下がるように止まっていることがあります。 分類: ハチ目ハバチ亜目ハバチ上科ハバチ科 体長: 8~1 . . . 本文を読む
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チャオビチビコケガ♂黒化型220515

2022年10月25日 | ハチ目
チャオビチビコケガ。 極小のコケガ。 この個体のように、♂は黒化型が出ることがあるようです。 ①翅形:細長い ②前翅外縁:傾斜する ③横脈点 ④前翅外横線:直線的 ⑤帯状に暗色 ⑥黒化型には白条が出現することがある 分類: チョウ目ヤガ上科ヒトリガ科コケガ亜科 翅を広げた長さ: ♂約14mm ♀約17mm 分布: 本州、四国、九州 垂直分布? 成虫の見られる時期: 6~8月、9~10月 越冬形 . . . 本文を読む
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カタアカチュウレンジ220425

2022年10月18日 | ハチ目
カタアカチュウレンジ。 触角は典型的なミフシハバチ科のそれです。 触角第3節が3節しかなく、第3節が発達して、こういう形になります。 チュウレンジバチとニホンチュウレンジバチは胸が黒いので除外。 アカスジチュウレンジバチは、小楯板が橙黄色なので除外。 ニレチュウレンジは、通常、胸が橙黄色なんですが、時に胸の中央に縦の黒条が現われることがあるようなので、可能性を完全に排除することはできません。 . . . 本文を読む
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シロアシマルハバチ幼虫220511

2022年10月16日 | ハチ目
シロアシマルハバチの幼虫。 体は白いロウ物質の突起に覆われます。 ハンノキの幼木にいました。 ミツクリハバチ属の幼虫は、このようにロウ物質に覆われます。 うち、食草が明らかになっているのは、以下の4種。 ①ミツクリハバチ・・・ヤマハンノキ、ケヤマハンノキ、北海道、本州、四国 ②シロアシマルハバチ・・・ハンノキ、北海道、本州、四国 ③クルミマルハバチ・・・オニグルミ、本州 ④ババシロマルハバチ・・ . . . 本文を読む
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ダイミョウキマダラハナバチ(キマダラハナバチ)210508

2022年03月20日 | ハチ目
ダイミョウキマダラハナバチ(キマダラハナバチ)。 アシナガバチに似た見た目のハナバチ。 キマダラハナバチ属では最大種で、10mmを超えるのは本種のみ。 ヒゲナガハナバチ類の巣に卵を産む労働寄生バチ。 分類: ハチ目 細腰亜目ミツバチ科 体長: 10~13mm 分布: 全国 平地~山地 成虫の見られる時期: 4~6月 越冬形態? エサ: 成虫・・・タンポポ類、ハルジオン、ノアザミなどの花の蜜 幼虫 . . . 本文を読む
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