ウマノオバチ。
ミヤマカミキリの蛹(シロスジカミキリの幼虫?)に産卵すると言われるハチです。
産卵管は体長の実に6倍以上に及ぶ。
環境省・茨城県の準絶滅危惧種。
ビオトープ天神の里にて撮影。
RDB:
絶滅危惧Ⅰ類:群馬県、和歌山県、福岡県
絶滅危惧Ⅱ類:青森県、山形県、千葉県、神奈川県、三重県、大阪府、広島県
準絶滅危惧:環境省、茨城県、栃木県、東京都、長野県、愛知県、石川県、滋賀県、兵庫 . . . 本文を読む
ニッポンヒゲナガハナバチ。
古いアパート裏の苔むした地面に、直径1cm未満の穴が多数。
その周りを本種の♂が、けん制し合いながら飛び交います。
♀が来たら飛びついて交尾しようと、手ぐすね引いて待ち構えているのです。
画像の青で示した翅脈が3つに分かれているので、ニッポンヒゲナガハナバチです。
これが2つであればシロスジヒゲナガハナバチ。
水戸市で撮影。
アパート裏でカメラを構える男!
怪し . . . 本文を読む
ムネアカオオアリ。
胸の赤い、大きなアリです。
ビオトープ天神の里にて撮影。
分類:
ハチ目ハチ亜目アリ上科アリ科ヤマアリ亜科
体長:
働きアリ7~12mm
女王アリ16~20mm
♂12mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地(山地に多い)
成虫の見られる時期:
4月~10月
コロニーで巣の中で越冬する
エサ:
他の昆虫、甘露など雑食
その他:
黒色で、胸部~腹部第1節の基部が赤褐色 . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ナミツチスガリ?
顔を写せないまま、逃げられました。
_| ̄|○
今年の宿題、ってことでひとつ(笑)。
全身に点刻があって、南部鉄器みたいな質感ですね。
分類:
ハチ目ハチ亜目ハナバチ上科フシダカバチ科
※ミツバチ上科ギングチバチ科フシダカバチ亜科とするサイトもある
体長:
9~15mm
分布:
北海道、本州、四国、九州、南西諸島
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~ . . . 本文を読む
2024年の画像から。
キアシナガバチ。
国内最大級のアシナガバチです。
性格はアシナガバチの中で最も攻撃的とされますが、巣に不用意に近づいたり刺激したりしない限り、積極的に攻撃してくることはないようです。
①触角の先は橙色
②前伸腹節背面:一対の黄色の縦筋
③第1腹節背面:黄色の帯は、真ん中で途切れる
分類:
ハチ目ハチ亜目スズメバチ上科スズメバチ科アシナガバチ亜科
体長:
働きバチ17~2 . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ムネアカツヤコマユバチ(ムネアカトゲコマユバチ)。
赤い頭部と胸部、黒い触角、脚、翅。
後脚の基節に棘状の突起があるとのこと。
この画像では確認できません。
タケトラカミキリ、ブドウトラカミキリの幼虫に寄生すると言われます。
撮影したのはビオトープ天神の里の薪置き場。
まぁ、カミキリムシ幼虫は一杯居そうですが。
ブドウとタケは無さそうです。
他のトラカミキリにも寄生する . . . 本文を読む
2024年の画像から。
スジボソフトハナバチ(スジボソコシブトハナバチ)。
前回の記事で紹介したナミルリモンハナバチの寄主とされるハチです。
ナミルリモンハナバチを撮影した日、10m程離れた場所で、やはりコウヤボウキで吸蜜中でした。
スジボソフトハナバチもナミルリモンハナバチも生態は謎の部分が多いですが。
こうも近くにいると、ナミルリモンハナバチがスジボソフトハナバチに労働寄生するとの話も信ぴ . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ナミルリモンハナバチ!
2024年最大のヒットかも知れません。
ツリフネソウの咲くビオトープ天神の里なら、きっと居るのではないか?
この何年か、探していた甲斐がありました。
もっとも、蜜を吸っているのはコウヤボウキの花。
この時期、まだツリフネソウは開花しません。
こちらは、コウヤボウキで吸蜜中のスジボソコシブトハナバチ。
ナミルリモンハナバチは、このハチに労働寄生す . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ナミモンクモバチの♀。
触角の付け根~単眼までの間が、黒い帯状になっています。
ベッコウクモバチかと思ったら、類似種だった。
_| ̄|○
まるっと記事、書き直しだよ。
( ;∀;)
以前は「~ベッコウ」だったのが、今は「~クモバチ」という名前に統一されたようです。
クモを狩るハチの仲間、ということが、ハッキリ分かる名前にした、ということなんでしょうね。
翅の先は青黒い . . . 本文を読む
2024年の画像から。
バラハキリバチ。
ただしピンボケ
( ;∀;)
しかもこれ1枚しか撮れてない
( ;∀;)
バラハキリバチは、葉を丸く切り取って、幼虫のための育房を作ります。
竹筒などに葉っぱをコップ状に敷き詰め、蜜で花粉を練って、卵を産む
・・・を繰り返すのです。
この葉っぱを切った犯人も、バラハキリバチかも。
分類:
ハチ目ハチ亜目ミツバチ上科ハキリバチ科ハキリバチ亜科
体長:
♂ . . . 本文を読む
シダ類に固めの泡。
10月ですから、アワフキムシの幼虫ではありません。
アワフキムシの幼虫の泡は、もっと緩いですしね。
中から出てきたのは、ウジ状の幼虫。
幼虫の画像の上の方に肉の突起のような物が見えます。
実はこっちはお尻(笑)
頭は画像の下の方の、オレンジ色の部分。
1cm未満の小さな幼虫ですから、肉眼では何が何だか。
KONASUKE、老眼で乱視なもので。
暗いとこで細かい物とか、マ . . . 本文を読む
イヨヒメバチ。
小楯板と触角の真ん中付近だけ黄白色で、他は全身ほぼ真っ黒。
顔面の複眼の内側に、細い黄白色のラインがあります。
冒頭の画像は、翅を畳んだ瞬間のようで、翅の両端がブレているようです。
次に撮った画像には、それらしきものが写っていません。
まぁ、これはブレブレですが、腹が翅からはみ出ているとか、翅の模様とかではなさそうです。
類似種は脚に何らかの白紋があったり、腹の先が黄白色紋が . . . 本文を読む
トガリハチガタハバチ。
「ビオトープ天神の里」で撮影。
この一枚を撮っただけで、逃げられてしまいました。
かなり暗い状況で撮ったので、その時には何者か分からず。
プレビュー画面でみた時も、ムモンホソアシナガバチかと思っていました。
色味がとても良く似ていたので。
しかし、パソコンの画面で見ると、何か違和感。
腰が細くない。
これはハバチなど太腰亜目の何かではないか?
そこで調べ直し、トガリハチガ . . . 本文を読む
ウツギヒメハナバチ。
動き回る上に、撮影時は強風が吹いていて、ブレブレ写真です。
_| ̄|○
ウツギの花も終わりだし、来年への宿題かなぁ?
①後脚:花粉を付けているのは♀
②♀の頭部:角張る
③第2~4腹節後縁:明瞭な白色毛の横帯
分類:
ハチ目 細腰亜目ハナバチ上科ヒメハナバチ科
体長:
♂10~11mm
♀12~13mm
分布:
本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
5~6 . . . 本文を読む
シロスジヒゲナガハナバチ。
アザミで夢中で吸蜜中です。
触角が長いので、♂ですね。
これまでにも、何度かヒゲナガハナバチ類の撮影に挑戦してきましたが。
動き回って上手く撮れません。
今回、ようやく、種の特定に必要な翅脈が撮れたので、とりあえずアップ。
水色でなぞった翅脈が2個なので、シロスジヒゲナガハナバチ。
これが3個なら、ニッポンヒゲナガハナバチ。
色彩は個体差があるので、同定には使 . . . 本文を読む