クロタニガワカゲロウ。
黒くて大き目のカゲロウ。
頭部の前縁が、前に大きく張り出すのが特徴。
画像では頭や複眼が厚みがあるように見えるけど。
それは白い縁取りのせいで、ホントはペラッペラ(笑)
複眼が大きくて接近しているので、♂ですね。
①頭部前縁:前方に大きく張り出す
②複眼:♂は大きく、接近する
(♀は比較的小さく、離れる)
③横脈:他の翅脈に比べて太く見える
④腹部第1~第8背板:半透 . . . 本文を読む
フタスジモンカゲロウの♀。
♂はもう少し複眼が大きく、前脚が長い。
また、腹端下部に把握器(U字型のフック状の突起)がある。
比較として、トウヨウモンカゲロウの♂。
腹節背面の模様が違います。
①腹節背面に逆八字状紋
②腹節背面の正中線上に縦条
③尾毛は黒色で3本
④♂は腹端下部に把握器(U字型のフック状の突起)がある
⑤複眼は黒色で大きい(♂はさらに大きい)
⑥前翅は無色透明で翅脈は黒色
⑦ . . . 本文を読む
オオフタオカゲロウの♀亜成虫。
結構、大きなカゲロウなので目立つ。
翅は4枚、尾は2本。
ネット上の画像を見る限り、頭~腹の横と脚は黄色味を帯びる個体が多いようだ。
フタオカゲロウ科は、日本では1亜科1属4種が知られる。
分類:カゲロウ目フタオカゲロウ亜目フタオカゲロウ科フタオカゲロウ亜科フタオカゲロウ属
体長:15~20mm
尾の長さ(♂成虫):22mm内外
分布:北海道、本州、四国、九州 . . . 本文を読む
エルモンヒラタカゲロウの♀亜成虫。
尾は体長の1.8倍位ですかね?
♂は翅の付け根に「L」字状の紋があるって言うけど、♀にもあるのかな?
背中側から。
♀は腹が緑色なんだけど。
これは、卵が透けて見えているんだそうな。
顔。
愛嬌がありますね(笑)
翌朝には成虫になってました。
翅も透明度が増しました。
尾は体長の約2倍ですかね?
背中側から。
顔。
脱け殻を横から。
背中側か . . . 本文を読む
オオシロカゲロウのメス。
尾が3本あります。
オスでは2本。
時に大発生することで知られます。
この時も水銀灯の下に多数の死骸があり、その存在に気付きました。
時刻は19:30頃。
日没後30分~1時間に一斉に発生するそうで、成虫の寿命は長くて2時間。
この日の日没が18:05とのことなので、羽化して30分~1時間というところでしょうか?
極めて良く似た種にアカツキシロカゲロウがあり、形態で区 . . . 本文を読む
フタバカゲロウ褐色型のメス。
メスは前翅の前縁が縁どられ、斑模様がある。
体色には褐色と緑色がある。
何か、目つき悪い(笑)
複眼を横断するラインがあるので、そんな風に見える。
斑模様は、表と裏では異なるようですね。
分類:カゲロウ目フタオカゲロウ亜目コカゲロウ科フタバカゲロウ亜科フタバカゲロウ属
体長:8mm内外
尾の長さ:♂17mm内外
分布:北海道、本州、四国、九州
上流~中流
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エラブタマダラカゲロウのオスの成虫?
詳しい資料が手元にないので、同定違いかも知れません。
過去の記事も、よろしかったらどうぞ。
→エラブタカゲロウ♂亜成虫
→エラブタカゲロウ♀亜成虫~成虫
分類:カゲロウ目マダラカゲロウ科エラブタマダラカゲロウ属
体長:5~7mm
分布:?
中流域~下流域の流れの緩やかな場所、抽水植物(※)が多い場所に生息が目立つとされる。
成虫の見られる時期:3月下旬 . . . 本文を読む
フタバカゲロウの一種のメス。
緑色の体が美しい。
後翅はない。
翅が二枚なので「フタバ」
尾糸は二本で、まだら模様がある。
この仲間のオスは、眼がゴーグル状になるようだ。
メスは前翅の前縁にまだら模様がある、とのことだが、この種では緑色の縁取りになっている。
カゲロウ目コカゲロウ科フタバカゲロウ属。
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フタバコカゲロウの死骸。
クモの糸に引っかかった上に、自動ドアに貼りついていました。
翅が虹色に光ってキレイ。
生きているところを撮れたら・・・
残念です。
良く観ると、後翅がありません。
だから「フタバ」。
尾毛は2本。
無理矢理、自動ドアから剥がしたために、さらに無惨な姿に。
分類:カゲロウ目コカゲロウ科フタバコカゲロウ属
大きさ:
分布:北海道、本州、四国、九州
渓流・上・中 . . . 本文を読む
17:40 トウヨウモンカゲロウの成虫。
少し時間を遡って・・・
15:16 亜成虫。
同・正面
実は、撮った時は気付かなかったんだけど・・・
脱皮が始まってました!
がぁ~んん!!
もっとじっくり観察・撮影しとけばよかったぁ~!!
そして成虫。
そして抜け殻。
別角度から。
分類:カゲロウ目モンカゲロウ科
体長:約20mm
分布:本州、四国、九州
成虫の見られる時期:4~5月、8 . . . 本文を読む
キイロカワカゲロウ。
黄色くて、少し大きめのカゲロウ。
分類:カゲロウ目カワカゲロウ科
体長:10~17mm
分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄
平地~低山地の河川周辺
幼虫は緩やかな流れの川底の石の下で見られる
成虫の見られる時期:6~9月
エサ:成虫・・・食べない?
幼虫・・・???
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
昆虫エクスプローラ
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エラブタマダラカゲロウのメス。
オスはゴーグルを付けたように、巨大な眼をしています。
約45分前。
まだ亜成虫(※)だった。
※亜成虫とは・・・
カゲロウ目の昆虫は、
幼虫→亜成虫→成虫
の順に変態します(半変態)。
亜成虫は翅があって飛べますが、あと一回脱皮(羽化)して成虫になります。
一般的に亜成虫は、成虫に比べて翅の色が濃く、体がずんぐりとしているようです。
朝飯食って戻って来たら、 . . . 本文を読む
アカマダラカゲロウのオスの亜成虫。
尾毛は本来3本だが、脱皮の際に取れてしまうことも多いらしい。
亜成虫とは・・・
カゲロウ目の昆虫は、幼虫→亜成虫→成虫と変態します。
(半変態)
亜成虫には翅があって飛べますが、さらにもう一回脱皮して成虫となります。
一般的に亜成虫は成虫と比べて、翅の色が濃かったり、体型がずんぐりしていたりするようです。
アカマダラカゲロウでは、少し翅の色が濃いようですね。
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