トゲヒシバッタ。
胸の両側にトゲ(青矢印)のあるヒシバッタ。
水辺の草むらなどにいます。
ビオトープ天神の里にて撮影。
分類:
バッタ目バッタ亜目バッタ上科ヒシバッタ科トゲヒシバッタ亜科
体長:
翅端まで19~27mm
翅端を除く↓
♂18~19mm
♀17~21mm
分布:
北海道(石狩平野以南)、本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:
3~11月
成虫で冬越し
エサ:
コケ類、藻 . . . 本文を読む
24年の画像から。
ヒメギスの脱皮。
キリギリス(螽斯)よりも小型だから「姫螽斯」。
キリギリスは乾燥した草原を好みますが、ヒメギスは湿った草原を好みます。
ビオトープ天神の里にて撮影。
分類:
バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科キリギリス科キリギリス亜科
体長:
17~36mm
分布:
北海道(中部以南)、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6月~11月
卵で冬越し
エサ:
. . . 本文を読む
ツチイナゴが交尾していました。
早いって!(J:COMのCM風に(笑))
別名:
セスジツチイナゴ、ツチバッタ
分類:
バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科
体長(翅端まで):
♂50~55mm、♀50~70mm
分布:
本州、四国、九州、南西諸島
平地~丘陵
成虫の見られる時期:
10月~7月(南西諸島では周年発生)
秋に成虫が出現、成虫で越冬し、他のバッタ類が出現しない春から活動を始める
エサ:
. . . 本文を読む
2024年の画像から。
ツチイナゴの交尾。
だいぶ遅めの交尾のように思われます。
越冬した成虫が見られるのもそろそろ終わりなので。
まぁ、間に合えば全て良し。
このカップルが産んだ卵も、秋までに成虫になって冬を越し、翌年には交尾をして産卵して・・・というサイクルを繰り返します。
別名:
セスジツチイナゴ、ツチバッタ
分類:
バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科
体長(翅端まで):
♂50~55mm、 . . . 本文を読む
2024年の画像から。
クルマバッタ褐色型。
一般的には緑色型の方が多いです。
①前胸背はアーチ状に盛り上がる
②前胸背の後縁と中心線のなす角は比較的鋭角
③前翅にハッキリとした白い切れ目模様が入る
上から。
前胸背にX紋はない。
比較のため、クルマバッタモドキの褐色型。
クルマバッタモドキでは、褐色型の方が一般的です。
前胸背はフラット。
後縁と中央線のなす角は比較的大きい。
前翅の白い . . . 本文を読む
2024年の画像から。
ショウリョウバッタモドキ。
ビオトープ天神の里にて撮影。
ショウリョウバッタやオンブバッタとともに、頭の尖ったバッタの一つ。
翅の背中側の色合いが、ミョウガっぽくて面白い。
茨城県の準絶滅危惧種。
分布が局地的なので、その環境が失われたら、姿を消す可能性が高い。
正直、こいつらの好みは、KONASUKEには分かりません。
いかにも居そうな草原に居なかったり。
ホームセ . . . 本文を読む
これもホームセンターからの帰り道で見つけたクビキリギス。
よく人工物の陰で冬越ししてるけど。
この時居たのは石垣とアスファルトの境目。
どう見ても越冬場所にふさわしいとは思えません。
前回のフクラスズメも、このクビキリギスも、暖かい日には活動して、越冬場所を移動するのかも知れません。
要は「冬眠」しているワケではない、ってことなんでしょうね。
分類:
バッタ目キリギリス科クサキリ亜科
体長: . . . 本文を読む
8/21夜、今年初めてクツワムシが鳴くのを確認しました。
車の窓を開けて走行していても、クツワムシの声は確認できます。
そろそろかな? と思って、待ち構えてました(笑)
しかし、旧岩間町ではクズの群落で、あちこちで鳴いているのに、旧友部町、旧笠間市では聞かれないのは、なぜだろう?
まぁ、もう少し、探してみますがね。
(画像は2020年のもの)
絶滅危惧ⅠB類(茨城県)
分類:
バッタ目コオロギ . . . 本文を読む
シブイロカヤキリ。
褐色型のみが知られています。
後脚は短い。
クビキリギスに似ていますが、大アゴが黒色で、周囲は黒ずみます。
(クビキリギスの大アゴは朱色。)
このコにたどり着くまでに、どれほどのクビキリギスの大アゴを覗き込んだことか!
この個体は、体長が40mm切りますね。
別名:シブイロカヤキリモドキ
分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科キリギリス科クサキリ亜科
全長:36~46m . . . 本文を読む
カマドウマ。
ザ・カマドウマ・オブ・カマドウマ!(笑)
一般的なマダラカマドウマやクラズミウマと違って、斑模様のない、シンプルデザイン。
背中や腿節は黒っぽく、脛節の先とふ節は白っぽい。
触角は長い。
この長い触角が、視覚・聴覚を補っています。
今回、カマドウマのことを調べていくうち、面白い記事を見つけたので、ちょっとご紹介。
カマドウマの寄生虫、ハリガネムシが作る川の生態系
カマキリに寄生 . . . 本文を読む
ササキリモドキ。
触角はこんなに長い。
①前翅から後翅がはみ出す
②前翅には黒色点が散らばる
③胸背面は淡褐色
分類:バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科ササキリモドキ科
体長:11~15mm
全長:約25mm
分布:本州(宮城県以南)、四国、九州
丘陵
成虫の見られる時期:8~11月(年1化)
越冬形態?
エサ:植物の葉?
その他:薄緑色。
前翅から後翅が突出する。 . . . 本文を読む
ツヅレサセコオロギの♂。
ただし死んでます。
来年は生きている個体を撮りたいねぇ。
本州では、「ザ・コオロギ」というほどありふれた種。
・・・なのだが、まだアップしていなかったことが判明。
こっち方面がいかに手薄かが、如実に表れていますな(笑)
鳴く虫関係も、も少し強化しないとねぇ。
頭のカチューシャ状の白帯が、真ん中で細くなるのが特徴。
背中側から。
腹側から。
口の周辺。
分類:バ . . . 本文を読む
クツワムシの♂。
20180821に♀をアップしていますが、♂の画像が撮れたのでアップ。
窓を開けて車を走らせていると、巨大な一定のリズム。
ガチャガチャガチャガチャ・・・
クツワムシの鳴き声です。
場所は国道沿いのクズの薮の中。
場所を入念に確かめ、「ライティング!」
全く動じることなく、大音量で鳴き続けています。
角度を変えて、もう少し!
こっちに気付いて、向きを変えました。
ここでタ . . . 本文を読む
ヒメツユムシ。
「ツユムシ」と付きますが、「ツユムシ」の仲間ではありません。
「ササキリモドキ」の仲間です。
「ササキリ」と付きますが、「ササキリ」の仲間ではありません。
・・・ややこしいですね(笑)
キリギリス上科には、大きく分けて、キリギリスの仲間、ツユムシの仲間、そしてササキリモドキの仲間がいます。
要するにキリギリスでもない、ツユムシでもない、第3のグループが「ササキリモドキ」です。
因 . . . 本文を読む
マダラバッタ。
翅は長い。
背中のラインに対して顔のラインが斜めで、トノサマバッタなどと比べて、額が尖って見える。
触角は比較的長く、複眼は大きい。
最も大きな特徴は、前翅の付け根に緑色(あるいは黄白色)の横筋があること。
また、写真では確認出来ませんが、後脚の脛節(すね)は、上から
黒色
↓
青色
↓
赤色
のキレイな斑模様となっています。
別名:ヒメバッタ
分類:バッタ目バッタ科トノサマ . . . 本文を読む