
ハンノキハムシ。
もうとっくにアップしているものと思っていたら。
まだでしたね。
_| ̄|○
ビオトープ天神の里にて撮影。
ここにはハンノキはたくさんあるからねぇ(笑)

分類:
コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科
体長:
6~9mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~6月、8~10月(年1化)
成虫で冬越し
エサ:
主にハンノキ、ケヤマハンノキ、他にシデ、ハシバミ、カンバ、シラカンバ、ドロノキ、ヤナギ類、クリ、ニレ、サクラ、リンゴ、ナシなどの葉
その他:
体色は黒色で紫藍色を帯びる。
体腹面は全体黒藍色。
上翅は後方が幅広く、ずんぐりした体形。
上翅の側縁は縁どられ、前角は外側に突き出す。
前胸背板は前・後縁とも明瞭に縁どられる。
尾節板の基部1/2は粗大点刻を欠く。
前脚基節窩は後方に開く。
中・後脚脛節末端には顕著な1小突起を有し、ふ節の爪は基部に1対の小突起を有する。
一般的に♀は♂よりやや大きい。
里山、二次林、湿地林、斜面林など食樹の生育する樹林と林縁。
産地は局地的だが、産地での個体数は多い。
昼行性で、活動は比較的活発、盛んに飛翔する。
葉に穴をあけるように食べるが、激しい時は主脈を残すのみとなる。
地上の落ち葉下、朽木の樹皮下、岩の隙間などで集団で越冬する。
♀の成熟個体は腹部が非常に大きくなる。
成虫は葉の開き始める5~6月(茨城県5月中~下旬)に葉裏に黄色い卵を卵塊で産付する。
幼虫は5~8月に見られ、葉の表面を削るように、集団で摂食する。
中齢までは頭が黒く、体は黄土色で黒斑が多数ある。
終齢(体長約12mm)では全体黒色に近くなる。
土中に小さな部屋を作り蛹化する。
蛹期は約2週間で、夏に羽化する。
大量発生することがあるが、食害後にハンノキは二次開葉するので、枯死することはほぼない。
大量発生は長くても1~2年で終息する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
北海道立総合研究機構
はなもく散歩
北海道樹木害虫図鑑
J-STAGE
四季折々・散歩中のことども
もうとっくにアップしているものと思っていたら。
まだでしたね。
_| ̄|○
ビオトープ天神の里にて撮影。
ここにはハンノキはたくさんあるからねぇ(笑)

分類:
コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科
体長:
6~9mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~6月、8~10月(年1化)
成虫で冬越し
エサ:
主にハンノキ、ケヤマハンノキ、他にシデ、ハシバミ、カンバ、シラカンバ、ドロノキ、ヤナギ類、クリ、ニレ、サクラ、リンゴ、ナシなどの葉
その他:
体色は黒色で紫藍色を帯びる。
体腹面は全体黒藍色。
上翅は後方が幅広く、ずんぐりした体形。
上翅の側縁は縁どられ、前角は外側に突き出す。
前胸背板は前・後縁とも明瞭に縁どられる。
尾節板の基部1/2は粗大点刻を欠く。
前脚基節窩は後方に開く。
中・後脚脛節末端には顕著な1小突起を有し、ふ節の爪は基部に1対の小突起を有する。
一般的に♀は♂よりやや大きい。
里山、二次林、湿地林、斜面林など食樹の生育する樹林と林縁。
産地は局地的だが、産地での個体数は多い。
昼行性で、活動は比較的活発、盛んに飛翔する。
葉に穴をあけるように食べるが、激しい時は主脈を残すのみとなる。
地上の落ち葉下、朽木の樹皮下、岩の隙間などで集団で越冬する。
♀の成熟個体は腹部が非常に大きくなる。
成虫は葉の開き始める5~6月(茨城県5月中~下旬)に葉裏に黄色い卵を卵塊で産付する。
幼虫は5~8月に見られ、葉の表面を削るように、集団で摂食する。
中齢までは頭が黒く、体は黄土色で黒斑が多数ある。
終齢(体長約12mm)では全体黒色に近くなる。
土中に小さな部屋を作り蛹化する。
蛹期は約2週間で、夏に羽化する。
大量発生することがあるが、食害後にハンノキは二次開葉するので、枯死することはほぼない。
大量発生は長くても1~2年で終息する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
北海道立総合研究機構
はなもく散歩
北海道樹木害虫図鑑
J-STAGE
四季折々・散歩中のことども
色味が似ているハムシはいくつかいますよね。
ヨモギハムシとか、コガタルリハムシとか。