
アオカメノコハムシ。
全身、美しい緑色。
ヒメオドリコソウの葉の色に紛れて、危うく見落とすところだったゼ、ふぅ。
前胸背板に隠れて、頭は見えない。
しかし、こんな色付きの板を頭の上にしょっていたんじゃ、上が見えないじゃんね?

ジンガサハムシ(201706の画像)は透明だから、上が見えるけど。
アオカメノコハムシからは、世界がどう見えているんだろう?
ビオトープ天神の里にて撮影。

分類:
コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科カメノコハムシ亜科
体長:
7.0~8.5mm
分布:
北海道、本州、四国
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~9月
成虫で冬越し
※2回以上越冬するという未確認情報アリ
エサ:
アザミ類、フキの葉
※成虫はキンポウゲやフランスギクの花粉を食べることがある?
その他:
体表面は鮮やかな緑色。
(黄褐色タイプもいるらしい。)
死後は汚黄緑色になる。
小楯板の周囲に、三角形の茶色い模様がある場合もある。
横から見て、体はなだらか。
(ミドリカメノコハムシは少し高まる。)
上翅会合部に暗色条はなく、上翅基縁のノコギリ歯状突起は不明瞭。
上翅背面は全面剛毛を欠く。
(セスジカメノコハムシは会合部に暗色条があり、ノコギリ歯状突起は明瞭、短い白色剛毛をまばらに装う。)
爪の根元に出っ張りがない。
(ミドリカメノコハムシにはある。)
一般に♀は♂より大型であるようだ。
成虫は葉の表面にはりついている。
樹林や林縁で見られる。
卵は食草の葉裏に固まって産み付けられる。
幼虫は同じくアザミを食草とするセスジカメノコハムシと似るので、同定には注意が必要。
幼虫は食草の葉裏に見られることが多く、自分の糞を背負う。
消化管に付随する共生器官内に細胞外共生細菌(スタメラ)がおり、細胞壁の分解酵素を持ち、スタメラを除去すると幼虫の成長や生存が阻害される。
食草の根際や周辺の土中で蛹化する。
参考:
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
大阪市博物館機構
こんちゅう探偵団
はなもく散歩
産総研
ishida式
不二聖心女子学院中学校・高等学校
多摩蛾廊
自然観察雑記帳
CEC
全身、美しい緑色。
ヒメオドリコソウの葉の色に紛れて、危うく見落とすところだったゼ、ふぅ。
前胸背板に隠れて、頭は見えない。
しかし、こんな色付きの板を頭の上にしょっていたんじゃ、上が見えないじゃんね?

ジンガサハムシ(201706の画像)は透明だから、上が見えるけど。
アオカメノコハムシからは、世界がどう見えているんだろう?
ビオトープ天神の里にて撮影。

分類:
コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ下目ハムシ上科ハムシ科カメノコハムシ亜科
体長:
7.0~8.5mm
分布:
北海道、本州、四国
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~9月
成虫で冬越し
※2回以上越冬するという未確認情報アリ
エサ:
アザミ類、フキの葉
※成虫はキンポウゲやフランスギクの花粉を食べることがある?
その他:
体表面は鮮やかな緑色。
(黄褐色タイプもいるらしい。)
死後は汚黄緑色になる。
小楯板の周囲に、三角形の茶色い模様がある場合もある。
横から見て、体はなだらか。
(ミドリカメノコハムシは少し高まる。)
上翅会合部に暗色条はなく、上翅基縁のノコギリ歯状突起は不明瞭。
上翅背面は全面剛毛を欠く。
(セスジカメノコハムシは会合部に暗色条があり、ノコギリ歯状突起は明瞭、短い白色剛毛をまばらに装う。)
爪の根元に出っ張りがない。
(ミドリカメノコハムシにはある。)
一般に♀は♂より大型であるようだ。
成虫は葉の表面にはりついている。
樹林や林縁で見られる。
卵は食草の葉裏に固まって産み付けられる。
幼虫は同じくアザミを食草とするセスジカメノコハムシと似るので、同定には注意が必要。
幼虫は食草の葉裏に見られることが多く、自分の糞を背負う。
消化管に付随する共生器官内に細胞外共生細菌(スタメラ)がおり、細胞壁の分解酵素を持ち、スタメラを除去すると幼虫の成長や生存が阻害される。
食草の根際や周辺の土中で蛹化する。
参考:
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
大阪市博物館機構
こんちゅう探偵団
はなもく散歩
産総研
ishida式
不二聖心女子学院中学校・高等学校
多摩蛾廊
自然観察雑記帳
CEC
>アオカメノコハムシ、初見です。緑色のカメムシ、今年も発生するとなれば、嫌だなと思... への返信
コメントありがとうございます。
まぁ、カメムシは一般的に嫌な匂いを出しますし。
ガーデナーにとってはにっくき敵でしょうね(笑)
このコは匂いも出さないし、食べ物もアザミなので、迷惑はかけないと思いますよ。