ヤマトクロスジヘビトンボ。
翅の黒いヘビトンボ。
ヘビトンボは、アミメカゲロウ目に含める場合もありますが、ここでは独立したヘビトンボ目として扱います。
良く似たタイリククロスジヘビトンボとは翅脈の違いで区別できます。
→虫ナビ
灯りに飛来しました。
分類:ヘビトンボ目ヘビトンボ科クロスジヘビトンボ亜科
翅を広げた長さ:90~100mm
前翅の長さ:約50mm
分布:本州、四国 . . . 本文を読む
クロセンブリ。
手前の小さい方が♂、奥にいる大きい方が♀。
パッと見、求愛行動っぽいけど。
1時間以上、このまんま。
♀にその気がないのか?
夕方という時間帯が悪いのか?
発生のピークは過ぎたものと思われますが、引き続き調べてみたいと思います。
分類:ヘビトンボ目センブリ科
体長:18~28mm
分布:本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:4月中旬~5月中旬(山地では7月)
. . . 本文を読む
クロセンブリ。
複眼間を結ぶ、真ん中の凹んだ隆起がありますね。
この個体の個性なのか?
普遍的に見られるのか?
動きが素早くて、これだけクリアに写った画像が他にないので、今後の課題ですね。
前から見たところ。
この角度からだと、翅脈が同心円状に外側に広がって見えますね。
横から。
翅は光沢が強い。
眼は、横からのアングルだと、白っぽく見えることが多いですね。
斜め後ろから。
背中後方から。 . . . 本文を読む
ネグロセンブリ?
横から見たところ。
1頭の♀に、多数の♂が群がる。
求愛行動パターン①♀に対して、♂が横、あるいは斜めから
求愛行動パターン②後ろから。
その気がない場合、♀は前に逃げて、不成立になる。
他の♂の邪魔が入って不成立になる場合もある。
♂は♀の翅の下に潜り込み、交尾を促す。
♀は腹の先を上げ、♂は背中を大きく反らせて、腹の先を頭の上に持って行き、♀と接合する。
この際 . . . 本文を読む
ネグロセンブリ?の交尾。
♂は頭に向かって、腹の先を反り返し、♀と接合します。
何ともアクロバティックな姿勢ですね(笑)
そこに至るまでの過程をたどってみましょう。
求愛。
このように、♂が♀のお尻から近づくパターンと
横、あるいは斜め後ろから近づくパターンがあるようです。
この段階で、♀にその気がない場合、♀は前に進み、不成立となる場合もあるようです。
♂は♀の翅の端から頭を突っ込み
. . . 本文を読む
ネグロセンブリ?の♀に多数の♂が。
恐らくはフェロモンで♂を呼んでいるものと思われます。
擬似木での観察では、♀が中心にいて、♂が探しまわる、という構図が多かったですね。
公園ではこうですが、野外ではどうなんでしょう?
葉っぱの上とか、切り株の上とかで、こんな風にするんですかね?
運よく、1頭の♂が♀にたどり着いたようです。
早速、求愛行動に入ります。
♀の翅の下に潜り込んで
どんどん深 . . . 本文を読む
ネグロセンブリ?
正確な同定には、生殖器の比較が必要なため、?付きです。
ヤマトセンブリはこの辺には居ないと思われるので、消去法でネグロセンブリとしておきます。
翅は暗褐色で半透明。
翅が透けて腹が見えています。
腹よりも翅がだいぶ長いことが分かります。
頭部・胸部には暗褐色の短毛が多く生え、イボが散らばります。
頭部の後端(?)には、不明瞭な縦筋がたくさんあるようです。
擬似木の中心付近 . . . 本文を読む
ヤマトクロスジヘビトンボ。
普通のヘビトンボと比べて、翅に黒い斑紋がある。
子どもの頃は、普通のヘビトンボしか見たことなかったなぁ。
それも最近ではめっきり見なくなった。
青い線でなぞった翅脈から、一本の翅脈が出る。
近縁のタイリククロスジヘビトンボ(旧・ツシマクロスジヘビトンボ)では2本。
分類:ヘビトンボ目ヘビトンボ科クロスジヘビトンボ亜科
翅を広げた長さ:90~100mm
前翅の長さ . . . 本文を読む
センブリの1種。
4月14日、北山公園で撮影。
場所はこの辺↓
昨年、北山公園で、大量に見かけましたが、今年は探しに探して、やっと二匹のみ。
センブリの類は、詳しい資料が少なくて、同定できません。
正確には生殖器を見なければ分類できないとのことですが、図が見つからず、言葉だけでは、どうにもなりません。
翅が半透明で、褐色、根元が黒っぽく見えることから、ネグロセンブリかも知れませんが、その割 . . . 本文を読む